ひとり時間
すっかり秋になり、涼しくなってきた最近は
真夏の頃の日中引きこもっていた自分とは違い、ちょっとした時間があると外出したくなるみたいで
友達に教えてもらった、電車で1時間ほどしたところにある本屋さん目的にプチ遠出してきた
(いつもは「やっぱりや〜めた」となる自分がこの日は特にいなかったので勢いに任せて行ってきた)
この日の旅のお供は「明け方の若者たち」という本
表紙に惹かれて買った一冊
小学生のころから本を読むことは好きだったけれど、SNSを見るばっかりになってしまっていた最近に疲れて、試しに買ってみた本が大当たりで
それから本を読み始めてみるとなかなか面白くて、読書の秋ともいうし
最近は面白そうな本を見つけては隙間時間に読んだり、カフェに入り浸って読書に時間を費やしている
本を読んでいるとあっという間に駅に到着
まずは、朝ごはんも食べていなかったしお昼ごはんの時間もとっくに過ぎてしまっていたので、ひとりでも入りやすいsoup stockのお店へ:)
玄米ご飯が食べたかったけど14時過ぎだったこともあり、すでに売り切れ(泣)この日初めての温かいご飯はとっても美味しくて、昼といえど秋風がやや冷たいこの季節にはもってこいのごはん:)
そしてお待ちかねの行ってみったかった本屋さん「天狼院書店」
場所がややわかりづらかったけれど
建物の2階にあり、階段をあがるにつれて感じる、ワクワク感と少しの緊張感
ドアを開けて中に入ってみると、そこまで広くはない空間の中に綺麗に棚に並べられた本やカフェスペースがあり、会話を楽しんでいる人や、勉強や作業をしている人たちがいた
この日は本を眺めて帰ったけれど、わたしの求めていた空間にバッチリ当てはまる素敵な場所だった
ただの本屋さんではなく、また来たくなる、人々を惹きつける何かがあると思う
「なりたい自分になるための、あなたのための書店です」
人々の奥底にある何かをかきたてるような、ふんわりと優しく包んでくれるようなそんな優しさがこの短いキャッチコピーから感じられた
この日のひとり時間はこれで終了
友人とのお出かけも楽しいけれど、ひとりで出かけるとまた別の発見があったりして
まだまだ知らない世界が広がっていると思うとワクワクしてくる