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〚日記〛#26 「科挙」が気になる

学生の頃「蒼穹の昴」を読み、それ以来時々、科挙について考える。

平安時代には、日本でも「課試」と呼ばれる試験が導入されたりしたようだが、受験者はそもそも下級貴族が大半だったらしい。
また、合格したとしても、せいぜい下級貴族から中級貴族に位が上がる程度だったそうで、科挙の「勉強さえできれば貧乏人でも一発逆転!」というシステムとは趣が異なる気がする。
※科挙も勉強に専念できる環境=お金持ちという背景はあったようだけど。

そうすると日本のベースは結構階級社会なんだなぁとおもったりする。

江戸時代には子どもたちが寺子屋で勉強していたと聞くけど、庶民の勉強へのモチベーションは何だったんだろう。
算盤を学べば商いができる、文字を知ると新しい知識、文学や芸術に触れられる、みたいなことだろうか。
立身出世のためではなく、生活の解像度を上げるために勉強するのも結構豊かなことのように感じる。

数字で驚く「科挙」の歴史

私の科挙のイメージは小説ベースなので史実と違っていることもあるだろうな、と思って調べて、びっくりした数字。

①科挙は598年から1905年まで約1300年間も行われていた
②合格倍率1/3000の年もあった

…1905年って結構最近では?

科挙について知りたいならこちら!とAmazonがおすすめしてくれたので、早速KindleにDL。
「試験地獄」だって!

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