
ロダンと野獣―ディズニー『美女と野獣』、国立西洋美術館
2024年の美術館・展覧会を振り返る②
ディズニーアニメーションの『美女と野獣』が大好きです。
ベルの愛に触れた野獣が王子の姿へと変身するかの有名なシーン。
実はノートン・サイモン美術館にあるオーギュスト・ロダン《カレーの市民》が『美女と野獣』を手掛けたアニメーターのグレン・キーンにインスピレーションを与えたのだそう。
日本では国立西洋美術館でみることができます。
グレン・キーンのように彫刻の周りをまわってみました。
(像の周辺には芝生が敷かれているので近寄ることはできないのですが…。)
何度も『美女と野獣』を観ている私の眼には確かにロダンの彫刻とマントに包まれた野獣が向きを変えながら逞しい人間の姿へと変えるシーンが重なって見えました。