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花で想いを結う。

どーも🍀
真美です(*´▽`*)

ここ数年、母や祖母に、花を贈ることが増えました。
きっかけは「実家に帰った時」だったり、「敬老の日」だったような気がします。

お祝いというよりは、私が好きだから送っているといった感じです。

◆ガーデニングが好きだった祖母との思い出

今の家は、私が大学生になる前に引っ越した家で、それまでは長屋でした。
畑もあり、野菜やお花も育てていました。

(東京に来たばかりの頃は、野菜は買うものだと認識があまりなかったなぁ。)

田舎の田んぼ道。
学校から帰ると、畑仕事をしている祖母と、祖父の姿。そして、愛犬のコロがワンワンと吠えている。

そんな光景を、今でも夢に見るくらい鮮明に覚えているのです。

私が花を摘もうとすると、祖母が、

「みんな、綺麗に咲いているからとっちゃだめだよ。『あたし綺麗でしょう。』『いえ、私の方が綺麗よ。』ってみんな、言って咲いているんだから。」

と言われました。
小学生の私に合わせて言ってくれたのだと思いますが、当時の私からすると「花がおしゃべりしてる??不思議の国のアリスみたい。」と思っていました。

その頃から、「おばあちゃんはお花が好き。名前もきく江だし。お花の名前が入っている。」という印象がずっと残っていました。

◆花で想いを繋ぎたいわけではないけれど。

上京をして、実家に滅多に帰らなくなり、時々帰っても、生活リズムの違う祖母とは会話を交わすことが少なくなりました。

老人というのは「話す」という行為も徐々に大変になっていくのだと感じます。

そんな祖母は、いつも私に「手紙」を書いてくれるのだ。

母経由で貰う「手紙」は、かなりしっかりした文字で書かれており、本当に90歳を超えるお祖母ちゃんなのか?と感じる程。

その手紙の内容は、いつも季節の話から始まり、私の心配が綴られていることが多いです。

それを読んでいると、会話は出来なくても、何か想いは伝えられるのではないかと考えました。

そこから、何かをきっかけに「花」を定期的に贈るようになりました。

春の時期は桜を贈ります。
カスミソウは季節の変わり目に。

「手紙」も出来るだけ添えて、たまに送るお花。

近くにいない分、こういった形で感謝を送っていますが、出来るうちにやりたいと思って今はやっています。

正直、これで感謝が伝わるとも思っていないですし、どちらかと言うと、自己満足に近い返し方だとも思います。

本当に感謝しているなら、「会いに行け。」と、いう人もきっといるとは思いますが、何もしないよりは、いいとも感じる日々です。

(……次は、夏の花を贈る頃かな。)

さて、そろそろ梅雨明け。
暑い夏が今年もやってきます☆彡

それでは、本日はこの辺で♪♪

蝉時雨に消えそうな声で 何度も言った
「みんな1人で生きてゆくもの 振り返らない」

「遠雷」/Do As Infinity

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