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幸せの遠まわり

まだ、辿り着かないと思ってしまうとき。

娘の就職活動をまじかに見ながら
そろそろ巣立っていくときだなあと
感じます。

彼女が小さなときは
この大変な時期がどれだけ続くんだろう。。
そう絶望的な気持ちになった時もあったけれど
いま思うとあっという間で
風のように過ぎていったなあと思います。

そんな彼女の小さい頃のことを
振り返って思い出すのは
旅行やお出かけみたいな特別な場面よりも

学校のお迎えの帰り道とか
スーパーでお菓子選びにすごい時間がかかるとか
日常の些細なこと
どちらかといえば無駄だなあって
思ってたようなことを
不思議と愛おしいなあと思い出すことのほうが
多いです。

先日
10年ぶりにお友達に会いました。
「どうしてた?」と
この空白の10年間を振り返ってみたとき

私は何をしたんだろう?
何が形になったんだろう?と
思って
少し自分にがっかりしそうになったけど

でも、彼女を前にして
「確実に変わってる。」
そう思いました。
そして、彼女も。

何だかわからないけど、幸せ。

私も彼女も
内側を感じてみると
すごく豊かで、愛でした。

それを感じられる私が嬉しかった。

周りの人がキラキラと輝きだして
後れを取ってるように感じてしまうとき。

やってもやっても終わらないような
先が見えないと感じてしまうとき。

なんだか時間ばかり無駄にしているような
そんな気持ちになってしまうときが
あるかもしれません。

でも、それは幸せの遠まわりなのかも。

最短最速で
無駄なく
要領よく、効率よく

それがいいと思ってしまうけれど
それは物質世界という見えるところだけでしか
判断していなくて
心や魂の残り95%を無視してる。

遠回りすることが悪いことなわけじゃない。
頭の私には無駄に思えることも


きっと全部が大切なこと。

私の内側がクリアに豊かになっている時間。

だから
無駄に思えるようなことのほうが
なんだか愛おしく感じるんじゃないかな?

こんなんじゃダメだって焦ったり
自分を否定したりすると
私の内側が育てない。

幸せな遠まわりは
私と仲直りする時間。
私を幸せに戻していく時間。

焦ったり
不安になったり
自分を責めたりしちゃったら

目を閉じて
ゆっくり深呼吸して

もう少し深呼吸をして

私の幸せの中に入って行ってみてください

そこに
ずっと欲しかった幸せが
ずっとあったのが分かります。

幸せの遠まわり。
でも
本当は幸せのいちばん近道。

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