「大人のギフテッド」ジャンヌ・シオー=ファクション 

ギフテッドという言葉は、日本語の天才とはまた違う意味で、ある脳の特性を持つ人たちに当てはめて、ここでは使われています。

子どものギフテッドの認知が進むにつれて、かつて子どもだったギフテッドで気付かれないまあまあ大人になった、所謂大人のギフテッドにこの本ではスポットを当てて、解説されています。

IQテスト130以上というだけなく、他の様々なテストでギフテッドかどうかの診断を下すのが、性格にギフテッドかどうかを判断するのには必要だそうです。

ただ、自分の生きづらさや理解されなさ、学校への不適応…様々な困難として現れる原因が、ギフテッドであったからという事も少なくなく、その事がきっかけ自己肯定感が低く、鬱などの精神疾患にかかってしまうこともある、決して世間のイメージの羨ましい側面ばかりではない、ギフテッドの現れ方がよく分かります。

もしかして、高知能ゆえに生きづらいと感じてきたかもしれないと、思い当たる人は自分の捉え方をポジティブにするきっかけになるので、読む価値大だと思います。 

機会があれば、概要を少し書いてみたいと思います。

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