地球統合計画NEO【読書感想文】
129日目。
尊敬する超常戦士ケルマデックさんの本です。
1ヶ月ほど前、岐阜県・美濃市を旅したのですが、新幹線の中で楽しく読める本を持っていこう!と思って選んだのが、この本でした。
複数の本を同時に読んでいて、かつ、遅読なわたしは、ようやく読み終わったわけですが…。
とーーーぉーーーっても、おもしろかったです!
前半は、不思議なお話や、ほぉー!知らなかったぜ!と思わずため息をついてしまうようなお話が、おもしろく軽やかに、でも真剣に綴られています。
少し前に書いた文章↓
ローゼンタール効果の話もおもしろかったのですが、自分にあてはまりまくりだ!と思ったのは、グレート・マザーについての記述でした。
ぬぁぁぁぁぁー!
あるわー!これ!わたしの中にも!
グレート・マザーとは…
母猫は、自分の子どもを安全に守ろうとします。しかし、脅かされたりすると、母猫は子どもを奪われまいとして、子どもの頭を噛み切り、呑み込んでしまうのですよ。そこには、自分と子どもの区別はないのです。この強烈なエネルギーは、すべての女性の無意識の中にあり、ユングはこれをグレート・マザーと名付けたのですね。
※本書p88より引用
このあとに、未成熟なグレート・マザーが猛威を振るうとどうなるか?という文章が続くのですが、これを読んでいて、耳が痛かったです。
でも、こんなことも書いてあって…↓
本来、グレート・マザーは悪いものではなく、地震や津波などと同じ、善悪を超えた自然力なのだね。成熟したグレート・マザーは、子どもの個性を認め、成長させるのです。そして、男性を頼りがいのある存在にし、女性を自己尊重できる存在にするのですよ。この違いは、グレート・マザーが女性であることを受け入れ、愛情に満ちているか、それとも恐怖や怒りに満ちているかの差なのだよ。
※本書p89より引用
そっかー、自然現象なのだな!と思うと、救われた気持ちになります。
それを受け入れて、成熟させればいいんだな〜、と。
他にもグッときたおもしろポイントはいくつもあるのですが、第6章「来たるべき未来」の「豊かさとは?」から本の最後までが!もう凄すぎて!
ケルマさんの愛とやさしさ、鋭くユニークな観察眼、ワクワク楽しむ実験精神、の結晶って感じで、冴え渡っています。
この本は20年前に一度出版されたそうなのですが(再編集して出版されたのが、今回わたしが読んだ本)、これを20年前におっしゃってたケルマさんって…。すごいですね…。
(語彙力なくてすみません)
超常戦士ケルマデックさん、なのですが、超常戦士ってなぁに?というと…↓
超常戦士とはなにか?それは、どこの派閥にも、どこの組織や権力にも属さない自発的な精神なのだ!周囲からの評価や承認も必要ない!新しい世界に向かおうとする自発的な精神だ!
※本書p165より引用
ケルマさんのこういうところが大好きです。
そして、大好き、というだけでなく、尊敬しているのは、ケルマさんから本物のやさしさが滲み出ているから。
服部みれいさんの声のメルマガに出演されていたとき、ケルマさんはこんなふうに言っていたんです。
自分の中の鬼(怒り、悲しみ、憎しみなど)は、出し切らないといけない。
出し切ったら、とてつもない深い静けさが訪れる、って。
これを聞いたとき、あぁ、この方は、ほんとうの闇を見てきた方なんだなぁ、って。
そう思いました。
この言葉を聴くと、いまでも涙が出てきそう。
ほんとうの闇を見てきた人のやさしさに触れるような、そんな感じがするから。
ほんとうの闇を見てきた人じゃないと、「出し切ったら、とてつもない深い静けさが訪れる」って言えないですもの。
今、こころや身体がつらくてお休みしている方に、とってもオススメしたい本です。
いや、お休みしている方だけじゃなく、今を生きる全人類にオススメしたい本です。
今はきっと、あたらしい世界へジャンプする直前のゆらぎの時間。
そのゆらぎの時間を、軽やかに乗り越えていこう!
だって、この本を読んで、勝手に、超常戦士の仲間入りしちゃったから。
「集合無意識を脱して、高シナジーで生きるのだ!」
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