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子育てに一生懸命になりすぎて辛かった時に、心療内科に通ったら心が軽くなった話。その2。
頑張らないことを頑張るように意識し始めてから、最初は空回りばっかりしていました。なぜなら、頑張らないことが出来ないからです。
今度はそのことについて、心療内科のカウンセラーさんに相談してみることにしました。
対談風↓
私『頑張らないことが出来ないんです。』
カ『頑張っているんですね。』
私『はい、どうしたらまぁいっかになるのかわかりません。どうしても頑張ろう頑張ろうって思っちゃうんです。』
カ『考え方の癖ですからね。無意識に鼻をさわったりとか、普段歯を磨いたりとか、そのくらいのことなんですよ。』
私『え?意味がわかりません。』
カ『習慣化するのに3週間はかかるって言われますね。そうそう、頑張ってきた日数がどのくらいですか?』
私『ひとりで頑張ろうってなってから10年以上は経ってます。』
カ『癖を治すのには、その倍かかると思ってください』
私『はい?』
カ『20年ってとこですかね。』
私『そんなに無理です。』
カ『そうかもしれませんが、ひとつ面白いことを言っておきますね。』
私『はい・・』
カ『日記ってつけてますか?』
(私はたまたま日記をつけていました。)
私『はい。10年くらい。』
カ『話が早いですね!では本題に。出来事を書いてますか?』
私『まぁそうですね。今日の夕飯とか天気とか、仕事でこんなことがあったとかですかね。』
カ『そこに、まみおさん自身の気持ちって書いてますか?感情の部分です。』
私『嬉しかったとか、楽しかったは書いてます。でも、辛いことは残るから書いてません。』
カ『なるほど。じゃあそこに、辛かったことも書いてみましょう。違う紙でもいいですよ。残るのが嫌なら書いて捨てましょう。』
私『それで何になるんですか?』
カ『水に流すのと似てるかな?書いて吐き出して捨てる。頭の中のごちゃごちゃがスッキリするかもしれませんよ?』
私『他には何があります?日記以外に。』
カ『トイレに行くことは頑張りませんよね?』
私『あ、はい』
カ『トイレにいったら深呼吸するんです。私は頑張らない〜嫌なことは水に流します〜さようなら〜とかっていうのもどうですか?』
私『(笑)なんかちょっと面白そうですね。』
カ『このふたつは頑張れそうですか?本気で頑張るんじゃなくて、なんとなく頑張ってみてください。時々頑張るくらい。今まで本気で頑張ってきたんだから、このふたつをやるながら今まで頑張ってたものを7割くらいに減らせるかな?』
私『数字にするとなんとなくわかりやすいですね。10回のうちの7回頑張るんですね。』
カ『3回はサボりましょう。』
私『サボることに抵抗が・・』
カ『あ、大丈夫ですよ。サボっても誰も見てないし気にしてませんよ。他の人がこっそりサボってても気がついたりしますか?』
私『あ、気が付きません。』
カ『そんなもんですから』
私『なるほど〜。』
なーんて会話をし、頑張らないことを頑張るを実践していくことにしました。
↓↓実践した内容はこちら↓↓
・感情日記をつける。または紙に書いて捨てる。
・トイレで深呼吸して悪いものを一緒に水に流す。
・頑張るのは7割。サボりを3割。
続けることって大事ですね。今も日記をつけているし、トイレで深呼吸しているし、頑張り7割どころか、常にゆるっと出来るようになったので、頑張って過ごしている自覚がなくなりました(笑)
頑張らないを頑張るとは、最初は意味がわかりませんでしたが、アドバイスいただいたことを続けていくことで見えてくるものがありましたし、自分の力だけでなんとかすることを止めてみるということも大切なんだなと、気付くことが出来ました。人に相談することも時には必要ですね。
今、育児や子育てに頑張っているママさん達が、少しでも力を抜いて子育て出来たら良いなと思って、私の経験談を書いています。この記事がどなたかの参考になったらとても嬉しいです。