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「モアザンワーズ」を観ました。
Amazonプライムビデオで、「MORE THAN WORDS」っていうドラマを観ました。
一話30分くらいでエピソード10まであるところが、すごくいい!って思って観ることに。
一話が短めで、いっぱいあるのが好きです。終わっちゃうのが苦手なんです。
あと、気になる俳優さんの青木柚くんが出てるのも嬉しい。
以下、ネタバレありです!
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高校生の槙雄(柚くん)と、みえちゃん(藤野涼子ちゃん)。ちょっとしたきっかけで仲良くなったふたりが、一緒にバイトを始めて、バイトの先輩の永慈と3人で仲良くなる。
その後、槙雄と永慈が恋仲になり、でも3人とも3人の関係をとても大事にしてる。
あーこれは。「きらきらひかる」みたいじゃない?江國香織ちゃんの。
わたしは、「きらきらひかる」の笑子と睦月と紺くんの関係がすごく大好きで、3人が3人とも、このままでいたいって思ってるとこが大好き。
だから、槙雄と永慈とみえちゃん3人の気持ちに、すぐに感情移入してしまった。
で、この関係を知ってしまった永慈のお父さん(佐々木蔵之介さん)が、「別れてくれ」って言うんだよね。「子供を持つことの素晴らしさを知ってほしい」みたいなことを言って。
その時点で、幸せのかたちを勝手に決める親のエゴを感じてしまうよね。お父さんにはお父さんなりの理由もあるんだけどね。親に言われて別れるような関係なら、ほっといても別れるだろうし、思い合っているふたりなら、誰がなんと言おうと別れないんだからさ、こういうの無意味だし、幸せを生まないよね。
それで3人で考えて、みえちゃんが、3人の子どもをわたしが生むって言い出す。
きらきらひかる では、やっぱり笑子が同じこと考えて、体外受精の相談したりするよね。
けど、このドラマでは、ほんとに実行しちゃうのよね。みえちゃんが「3人の子ども」として妊娠出産をする。
なんかね、すごく親子関係について考えてしまった。
みえちゃんのお母さんは、シングルマザーで働いていて家に全然いなくて、(専門学校の入学式にもお母さんは来てくれなくて、槙雄と永慈がきてくれるってとこ好きだった)槙雄の親に関しては、全然登場しなくてわからなくて、永慈の家は仲のいい家族で。
永慈のお父さんは、間違ってるかもではあるけど、息子の幸せを一生懸命考えて、苦しんでる。
みえちゃんのお母さんは、妊娠を告げたときにまず「おめでとう」って言ったり、みえちゃんを飲みに連れてったりして、妊娠したことよりも、娘が心を開いてくれたことを喜んでいる。
うーん。「いい親」ってなんなんだろう。
で、みえちゃんが出産したときに、永慈の両親が来て、ふたりで謝るの。頭下げて、ごめんなさいって。
え?これはなんの謝罪なの?
自分たちが反対したせいで、みえちゃんに出産を「させて」しまったこと?
難しい人生を歩ませてしまうから?
なんだかなー。
すごく心配だったり、自分には理解できないことでも、自分の子供が大切にしてることは、見守りたいと思う。子供を心配することはとっても苦しくて辛いけど、それに耐えるのが親の役目だよね。
親についてばっかり考えてしまったけど、雰囲気や会話の感じが、とっても好きなドラマでした。
柚くんの、歩き方や喋り方や、能天気そうで影がありそうな表情、とにかく、すごく好き!
iriちゃんの曲もくるりの曲もすごくよかった。