12月20日のゴキブリ幼虫
12月後半。寂しげなイメージの冬ですが、びわこ虫やカマキリ幼虫、オオチョウバエ、ハエトリグモなど、たくさんの虫たちに囲まれて暮らしています。
そんなある日の、12月20日。風呂場の床でひっくり返ってバタバタしている、小さい虫がいました。
この動き、形、もしや……。
私は虫を助け起こすこともせず、スマホを取りに走りました。
その間に虫は自力で起きました。
「あーびっくりした〜」というふうに、触角をなめなめしている、つぶらな瞳のこの虫……
間違いありません、ゴキブリ幼虫です!
雪とともに地上に舞い降りし妖精の一種。
ピンと伸びた触角もかわい〜。
クロゴキブリ初齢幼虫はたまに見かけますが、今回の子は少し大きくて茶色い。クロゴキブリ二齢幼虫でしょうか。
比較的明るい浴室ですが、画質が、外で撮れた写真に比べたらあんまりかも……。写真は光量が命ですね。
ちなみに浴室には、ムカデやハエトリグモも現れます。
手乗りゴキベビーしましたが、子キブリが歩き回るので、あんまり撮れませんでした。
さて、このゴキブリっ子……略してブリっ子を見つけたとき、見たいテレビ番組があって、若干急いでいました。
テレビか、ゴキブリか。究極の選択です。迷いますね。強欲な私は、ゴキブリと触れ合い、テレビも見ました。
しかしこういうこと多いなぁ……。以前もオリンピック開会式を見ていたら部屋にゲジベビーが現れ、ゲジベビーも眺めたかったけど開会式を見たくて、すぐ逃しました。二兎を追う者は一兎をも得ず。
▲こないだの手乗りオオゲジ。
ブリっ子を外の壁に引っ付けようとしたら、「壁が冷たくて降りたくないよ~」ということなのか、なかなか壁の方に登りませんでした。
そりゃそうですよね。雪降ってるし、人肌と外壁では温度差ありすぎるし、ゴキブリは外はあんまり好きじゃないだろうし……。でもごめんなさい、たくましく生きていってほしいです。
今回は、画質はちょっと悪いけれど、ところどころ鮮明に子キブリを撮れたので満足です。
ブリっ子写真を見て、子キブリグッズが欲しくてたまらなくなった人は、こちらの1000円の海洋堂フィギュアはいかがでしょう。私は持ってませんが。
さて、以前は「害虫」という言葉を聞くと、「益だの害だの、勝手に崇めたり敵対視したりしよって」などと思っていたのですが、最近「害虫」と聞くとワクワクしてしまう私がいます。改めて見ると、響きも「怪獣」みたいで、なんか夢がありますね。
ハエも可愛いです。見る度に可愛さが増します。大きな目に、どことなく丸っこいフォルム。飾りたくなるような美しさですね。
今回、ブリっ子との触れ合いで、ちょっとゴキブリとの距離が縮まった感じがしました。
ではこれで終わります。お読みいただきありがとうございました!
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こちらは、私のお気に入りの自作ゴキブリストーリーです!
すぐ終み終わるショートショートですので、是非。
以前noteで虫ツイート投稿をした続きをアメブロに載せましたので、良ければ見ていってください!