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『クリエイティビティ』 純度の高さと「美」 

僕は「愛の響きのシンガー」として、作詞家として、そして小説家としても活動しています。

日本とニュージーランドの高校と大学で教員をしてきた僕が、芸術や創造性というものに向き合うようになったのは、この数年です。

教員にも創造的な人はたくさんいますが、僕は応用言語学者でもあり、「創造性」よりも、「データ」や「再現性」に関心を持っていました。

しかし、表現者として活動を始め、創造性とは、まさに「心の奥からあふれ出てくる何か」を形にすることだということを体感しています。

その「何か」の純度の高さが、誰かの心を揺さぶり、感動を生み出す原動力となるだと思います。

✅ 型にはまらない、想いに寄り添う表現へ

これまでの僕は、歌うときは音程や発声に、文章を書くときは構成や表現に、意識を向けていました。上手く歌う、わかりやすく書く、それが最も大切だと無意識に思い込んでいた感じです。

しかし、今は、溢れ出てくる感情やイメージに、メロディや言葉を寄り添わせたいと思うようになりました。触れると消滅してしまいそうな想いの輪郭を捉え、それに合う音や言葉を探していく。雪に覆われた小さな宝石を見つけるために、丁寧にそっと手で雪を溶かしていく、そんなイメージです。

✅ 「美」との出会いが、純度を高める

そのために大切なのは、純度の高い想いが自然と湧き上がってくる心の状態。そのために、美しい人や物に触れ、心揺さぶる出来事や環境に身を置くことの大切さも学んできました。

また、創造性についての本や動画からも学んでいます。

✅ 『クリエイターの基礎の基礎の基礎:7つの道具』

最近出会った『クリエイターの基礎の基礎の基礎:7つの道具』(ホヴィンチ著)という本は、創造の道標となるものでした。

特に、創造を始める時の3つの層という考え方は、創造活動の土台を築くことを考える上で、とても参考になりました。

  1. 一番深い層(基礎の基礎の基礎): 「在り方」の基礎。クリエイターとしての心の持ち方、根幹となる価値観。

  2. 真ん中の層(基礎の基礎): 「見方」の基礎。物事をどう捉え、解釈するかという視点の持ち方。

  3. 表面の層(基礎): 「やり方」の基礎。具体的な技術やスキル。

さらに、本書では、創造性を育み、維持するための7つの道具が紹介されています。

  1. クリエイターとしての心構え

  2. 好きなものコレクション

  3. 偉人の模倣

  4. 創造サイクル

  5. ヒットを生み出す方程式

  6. 持続可能な創造行為としての散歩

  7. 一週間のモデルスケジュール

これらの道具を実践していくことで、創造の喜びを日々感じながら、より深く、自分らしい表現を追求できると思いました。

✅ 自分だけの道具を見つけていく

もちろん、究極的には、これらの道具をベースに、自分だけのオリジナルな道具にたどり着くことが理想だと思います。

僕はまだ駆け出しなので、学ぶことがたくさんあり、このプロセスを楽しみながら、自分自身の創造性を開花させていきたいと思っています。

この記事が、あなたの創造への旅のヒントとなったら最高です。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

❤️ この短編小説は友人の中川麻里さんの投稿に刺激を受け、背中を押されて誕生しました。中川さんに心から感謝いたします。
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