【グリーフ】 ロールケーキ記念日
この記事シリーズでは、僕のグリーフ(悲嘆)と現在に至るまでのあゆみを書いています。今回はグリーフの初期に僕を支えてくれた方とのご縁についてもお伝えしたいと思います。
🌈 グリーフ
グリーフ(grief)とは死別や離別などの喪失体験による悲嘆や反応(心や身体などに引き起こる状態)です。
僕は移住先のニュージーランドで5年前に最愛の妻の他界を経験し、僕の人生で最も深いグリーフに直面しました。
グリーフは人それぞれですし、タイミングや心の状態でこのような記事を読むことが難しい方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、僕はグリーフについてのブログ記事から情報を得たり支えられたりしたので、僕の経験がほんの少しでも誰かのお役に立てればという想いから、感謝も気持ちと勇気を持って記事として発信します。
🌈 ロールケーキ記念日
僕はロールケーキが大好きで、生前、妻がよく作ってくれていました。
2019年に妻が乳がんで他界した後、もう味わうことはできないだろうと思っていました。
そして4年が過ぎようとしていた頃、なんとなく思い立ち、自分でも作ってみました。お菓子作りとはほぼ無縁なので、かなりばたつきながらやってみたのです。それが2023年の11月12日でした。
🌈 久しぶりに作ってみた
たまたま1年前に作っていたことをGoogle Photosが教えてくれて、急に思い立ち、スーパーマーケットで生クリームを買って作ることにしました。
妻が立っていたキッチンで、妻が使っていた料理器具を使いながら、たぶん同じような動きでロールケーキを作る時間は、妻を感じる時間でもあります。
右往左往しながらも集中するのでマインドフルな時間でもあり、癒し、和ませてくれる時間でした。SNSをしているとあっという間に1時間過ぎてしまうことがあるので、こういう時間を大切にしたいと思いました。
おかげさまで今回は以前より美味しくできました。
そして、過去の味覚を味わい、過去が現在につながってくる瞬間。
かけがえなく愛おしい瞬間でもあります。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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🌈『人生でめぐり会う人、すべてに深いご縁がある』
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