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【過剰模倣とASD】私なんでみんなが当たり前に分かる流れがわからないんだろう?という疑問から。

こんにちは、メビです!

最近、大学院の願書を出そうとして、「あれ、私願書ちゃんと出せたの初めてじゃん!」ということに気がつき、そこから、「なんで私はみんなが当たり前にわかってる手続きの流れを知らないことがよくあるんだろう?」と思ったので、今回は過剰模倣に関する論文をもとに考察していきたいと思います。

そもそも過剰模倣とは??

過剰模倣とは、ある行為を示された際、最終的な目的を達成するために必要な動作だけでなく、不必要な動作も模倣すること。
つまりは
Aを取るのに一回回転してからとる。
この行動の一回回転するとこまで真似しちゃうみたいな、取りに行くのに必要ないことまで真似しちゃうことです。

国際医療福祉大学の研究によると
・ASD児は過剰模倣が低く、これは、他者との共感性の低さといった社会的動機付けの弱さと関連している可能性があり、過剰模倣の低下はASD児の社会適応の阻害要因となる可能性があるかもしれない。
・ASD児は動作の目的の模倣は可能だが、その過程で見られる動作の方法を忠実に模倣することに困難が認められた。

なんか、思い当たる節があるなあ、、、
運動会のリレーのルールは6年間理解できず、毎回1番の人を追いかける形で走っていたし(最下位の人だけなんか特殊なルールがあってそれが特に理解できなかったから必死で安定の二位を目指していた)
関係ないかもしれないけど、出願までの流れ全然わかんなかったし。。。

みんながやってることに興味がないわけじゃないんだけど、
感覚としては、
行動を観察する能力が弱いというか
見るところが間違っているというか、
人間の科学の観点から言うと他者の行動に対する共感の薄さが根底にあるのかなあ、、、、??
知らんけど。

ただ、模倣行動に対してASD特性は困難の原因になると言うのは確か。
「共感」や「真似すること」は、人の良心や適応行動を形成するための大事な要素です。
ここに重点を置いた社会性を育む訓練なんかも実施されていて、
個人的にも、真似する力を鍛えると、理解できなくても、上部だけでも適応行動を起こすことができた経験もあって(これもまた記事にしたいと思います)
ここに関しては、もっと深掘りしたいところです。ASDの特性によるトラブル防止に絶対有効だから!!!!!

今日はこんな感じで、おしまい!
見てくださりありがとうございました!!

引用文献
岩﨑淳也・畦上 恭彦,2021,特殊教育学研究,59(1)1-10,「自閉症スペクトラム障害における過剰模倣と適応行動の関連性」



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