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【ロンドン発】今週の日記(5月8日~5月14日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。


5月8日:毎年恒例の、バンクホリデー・イベントがゴールダーズ・ヒル・パークで行われたので、ちょこっと行ってみた。

コロネーション・バンクホリデー・ウィークエンドだったので、キングチャールズⅢをお祝いするイベントでした。

2週連続のバンクホリデー終わり!コロネーションもこれで終わり!


5月9日:連休明け早々、学校に行った長男から「これはどこで撮影されたものでしょう?」というクイズとともに、動画のリンクが送られてきた。

何なに?おおっ!アリシア・キーズ!んん??、どこか見たことある場所、と思ったら、なんと、息子たちの学校の講堂だった!

Netflixのピリオド・ドラマ『Queen Charlotte: A Bridgerton Story』の予告にビデオなのだが、息子たちの学校のグレイト・ホールで撮影されたらしい。

学校のニュースレターによると、アリシア・キーズは、有色人種の女性だけで構成された74人の「クイーン・シャーロット・グローバル・オーケストラ」を引き連れて、不朽の名曲”If I Ain't Got You”を演奏。オーケストラは、南アフリカ、バルバドス、ドイツ、スウェーデン、エジプトなど、世界中から集まった女性ミュージシャンから構成されているとのこと。4月頭のイースターホリデー中に撮影されたらしいが、なんだよ、そんな近くにいたのか!っていうか、来週長男の面談がこの講堂であるから、同じ空気吸ってくる。

5月11日:友人から、「クイズです。誰の家のインテリアでしょう?正解したらコーヒー奢ります」というメッセージが、とあるインテリア雑誌の表紙の写真とともに送られてきて、なんだ今週クイズ多いな、と思いながら解答して返信すると、正解だったからコーヒー奢ってもらった。

さて、誰のお家でしょう?


ハムステッドのカフェでコーヒーとバナナケーキを頂いた。


例のインテリアは、学校のママ友の自宅もので、以前には別荘が新聞のマガジンに紹介されていたり(私は招待してもらい、ワインををご馳走になったこともある)、彼女自身、トラベルマガジンやライフスタイル・マガジンによく出ているので、正解するのは簡単だったけれども。


5月12日:コーヒー2杯とケーキ2個でサービス料込み£30(約4500円)。この値段じゃ、気軽にお茶にも誘えなくなるな。インフレに歯止めがきかないイギリス経済。悪循環だよな。

しかし今日は寒かった!!!もう5月だというのに、気温一桁だったよ。雨も降って最悪なお天気。


5月13日
:ダービーシャーに住む、日本人ベーカリーの方が、『Britain's best loaf』を受賞されたというニュース。

Miyo Aoetsu さんの焼く、”ブリオッシュ・ジャポネ”と名付けられたこのパンは、抹茶、ホワイトチョコレート、フルーツで味付けされたローフなのだそう。

クラフト・ベーカーズ・アソシエーション会長のニール・ウッズ氏は、「長年審査員をしていますが、今までこのようなパンは見たことがありません」とコメントし、他の審査員も「卓越した素材の使い方、素晴らしい食感、魅惑的なホワイトチョコレートの香り」、「しっとりしていてで素晴らしい食体験を提供している」などと賞賛している。

Aoetsu氏は、現在マトロックの自宅で「Kuma-San Bakehouse(クマサン・ベイクハウス)を運営、プロとしてベイカリーを経営されているとのこと。

抹茶ブームが後押ししたこともあるだろうが、本当に美味しそう。

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ユーロビジョンのフォーミュラを振り返り、検証するディヴァイン・コメディ―、面白すぎ。2007年のアーカイヴだけど、的を得ていてその上ちょっとだけサーカスティックなのもヒネリがあって良い。
「ユーロビジョンを揶揄して、楽しむ人もいるでしょうが、私はそれを否定するのではなく、まあ微妙に称賛するというか...」と始めたハノン氏。完璧なユーロビジョン・ソングのフォーミュラを検証する。
1つ目は、’リズム’で、1965年のフランス・ギャル”夢見るシャンソン人形 (France Gall - Poupee De Cire, Poupee De Son”)を挙げる。The Divine Comedyのヒット曲”Something for the Weekend”は、このリズムを「借りた」ものだと告白してこの2曲を続けざまに披露。2つ目は、’キーチェンジ’。70年代に出場したイスラエルのMilk and Honeyの "Hallelujah"はなんと5回もキーチェンジをしているという。3つ目は、’誰も不快にさせない、意味のないステートメント’。頭韻を踏んだ擬音語の「ディン・ダン・ドン」や「ブン・バンガ・バン・バン」を含んだ歌詞を挙げる。そして、スウェーデンのHerreys 「ディギ・ルー・ディギ・レイ」をヨーロッパの共通言語と。最後4つ目は、アイルランドが過去7回も優勝していることを挙げて'エーテル的'であることを強調。90年代まで成功し続けたアイルランドだが、その後アイルランドの神秘性が他の国々盗まれたと。怒ったアイルランドは、ケルト性を復活させる。

この4つのエッセンス、「最高のビート、キーチェンジ、意味のない歌詞、そして少しのアイルランド性」を網羅した、完璧なユーロビジョンソング、The Divine Comedyのオリジナルは下のリンクから聴けます。

”トラファルガー”(もとい!”ウォータールー”)最高!ニール・ハノン天才!優勝!

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えええっ!?フミヤさん宮崎!これめっちゃ帰りたいわ。
ロンドンにも持ってきてくれないかしら。お手伝いします!


5月14日:次男のクラブラグビーチームの表彰式でした。各学年ごとに、ベストプレイヤーや新人賞、コーチ賞など、トロフィーの授与が行われました。次男は去年ベストプレイヤーを受賞したので、今年はクオリファイされなかったのだけど、やはりチーム・スポーツなので皆にそのチャンスが与えられるのは良いことだと思う。今年は全く負けナシの1引き分けでシーズン終了。リーグ優勝も果たして、次期は上のディヴィジョンに昇格が決定している。で、表彰式だが、昨年から女子ラグビーチームが発足したので、華やかな事!普段はなかなか接することのない学年や女子プレイヤーとの交流もあり、とても良い表彰式だった。これにてラグビーシーズン終わりで、夏のスポーツがメインになるのだけど、次男は既にクリケットシーズンが始まり、テニスをする子たちも。我々のチームのキャプテンに、夏は何のスポーツをするの?と訊いたら、砲丸投げ!と言っていた。

お天気もよく、晴れ晴れとした式でした。
ディナーは今年初めてのバーベキュー。ゲストを呼ぶ前に練習したいと夫が言うので、たくさんお肉焼いてもらいました。


(今週終わり)

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