アルゼンチン赤エビの濃厚パスタとイタリアの思い出話
noteでアドベントカレンダーなんて何やら楽しそうな企画が始まり、世のケーキ屋さんではクリスマスケーキの予約もぼちぼち始まる頃。
こんなご時世だけど、年末は何かと気忙しいけれど、やっぱりクリスマスが近づくと、いくつになってもワクワク楽しい気分になります。
今年は実家に帰ったり、お友達と集まって。ってのは難しいけど、出来る限りクリスマスを楽しみたい!
特別な日はちょっと特別感のあるお料理をしてみたい!
そんなアナタの気分を盛り上げてくれるかもしれないごちそうパスタ。
見た目も華やかな赤海老のパスタ。
主役はそう、コスパ抜群、生食もいけちゃうアルゼンチン赤エビ氏。
…って言うか、最近有頭のブラックタイガーとか車海老ってスーパーで見ない気がするのだけど気のせい?
ブラックタイガーとか、昔はよく一尾いくらとかでバラ売りしてたもんだけど…。
代わりに幅を利かせてるのが先述のアルゼンチン赤エビ。
BT、車海老と比べるとめちゃくちゃ安い。
これをスーパーでよく見るようになったのはかれこれ10年位前からでしょうか。
当時有頭エビがこんなに安くしかも生食可なんてイェェーイ!って喜んでた訳ですが、使い続けるうちに、いい点、気になる点が色々と。
良い点
・生食できる
・エビ味噌がめちゃくちゃ濃厚
・身が柔らかい
気になる点
・めちゃくちゃ砂をかんでる
・背ワタもゴリゴリに入ってる
・身が柔らかく締まってないので加熱すると崩れやすかったり、縮みが気になる
なんか気になる点がボロクソな感じだけど…
気になる点をクリアすれば、ほんとに濃厚な出汁が出て素敵な食材です。
赤エビの砂問題に気づいたのは、ずいぶん昔。
エビの頭で出汁を取って作るエビカレーを作るのにハマってた時の事です。
エビの頭は潰した訳じゃないし、ちゃんとルーを濾したのに何だか口に残るザラ感。
皿の下にはほんの少しだけど、ジャリジャリと砂っぽい物が。
んん??と思って、残ってる生のエビの頭割ってみたら砂袋にパンパンの砂が!!
生食の時は砂かみ問題と、身崩れ縮みはそんなに気にしなくていいけど、カレーやパスタみたいに加熱して、頭で出汁取って…
って場合は由々しき問題です。
せっかくの出汁も砂っぽさが気になると残念なので、赤海老の頭で出汁取るときは、必ず砂袋取り除いて使うようになりました。
他のエビにももちろん砂袋はあるので、丁寧作りたい場合は取り除いてあげるといいと思いますが、ブラックタイガーやバナメイエビはさほどでもないので気になる方は少ないかも。
砂の話で全然違う話を思い出したのだけど、トスカーナのレストランで働いてた時の事…
オーナーシェフが全粒粉っぽい謎の小麦粉を買って来て、高級品だからこれでパンを作るように。ってスタッフに指示してをしました。
いざそれでパンを作ってみたら、焼きあがったパンは何故かもちもちなのにザリザリした食感。
みんなで砂が混入してんじゃない⁉︎ってビックリしたのだけど、それが正常な状態だそうで。
パン担当のスタッフはしばらくその砂パンを我慢して作ってたのだけど、ある日、セコンドシェフが我慢の限界が来たのか、
「こんな砂みたいな粉で作ったパン、喜んで食べるのはアサリくらいよ!!」
って怒って、みんなで「だよね!」ってめちゃくちゃ笑ったの思い出しました。
その後、その粉は最初に仕入れた分が無くなって以降、新たに仕入れて来られる事は無くなりまた元の美味しいパンが作られるようになりました。
あの粉何だったんだろ?
今も謎です。
…だいぶ話が脱線しましたが、世界にはいろんな食材があるんだな。って話。
本題のレシピ記事は有料になりますが、良かったらまた次回も読んでいただけると嬉しいです🙇🏻♀️
ではではまた次回…
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