時つむぎ
忘れないでね
忘れないから
きつく握った手に
もう一度 力を入れた
忘れるわけない
忘れない
忘れられない
木の葉たちが
悲しげに舞い落ち
それを合図に
ムクドリが
飛び立った
忘れないよ。。
忘れない
いつか
また あの場所で
約束すらできないけれど
夢を語った
紡ぎあった
そのままで
そらの声が聴こえる
それは とおく
だけど それはいつも近い
大地の力強い 躍動を
感じている
それは確かで それは
尊い
やさしいキモチ
気持ち伝わる
そのとき
きっと 優しくなれる
こころ
誰かのこころ届いたとき
扉ひらかれ
自由になる
忘れたくない日々を
生きる
鼓動を響かせ
失くしたくない
培われてきた
大切な絆
育てていきたい
例えば 離れてしまっても
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