「好き」を綴る365日、283日目。
発掘作業が好きです。
本当の発掘ではありません。
我が家的発掘作業(笑)
長女が引っ越しをするというので、こちらから送ってやらねばならないものがあり。
随時屋探しをしております・・・ああー、大変。。。
・・・ちょっと話が横道にそれますが。
長女の引っ越しのこと。
彼女は、この春、突如として都会へ旅立って行きました。
事前相談は一切なし。
決めてから事後報告。
そんなだったから、わたしが知ったのは旅立ちの4日前。
夫に至っては3日前です、長女がなかなかパパに言い出せずにいたから(夫は決して厳しいことを言ったりはしないタイプですが、女親のようにグチグチ言うのです。そのあたりはわたしの方がサッパリキッパリしていて男気がある 笑)。
長女は美容師。
地元の店に3年近く勤め、スタイリストにまで昇格しました。
しかし、いろいろあって辞めまして。
そのあとは事務職のアルバイトをしながら、都会へ行くチャンスを虎視眈々とうかがっていたようです。
やはり美容師で身を立てたい、と。
都会で腕を磨きたい、と。
しかし、いきなり都会へ出てもどのお店へ就職したらいいかわからない。
それに、いつまでも機を伺っているのも焦りが増す一方。
そこで彼女は「とりあえず都会へ出て、派遣会社を通した飲食系のアルバイトをしながら就職したい美容室を探す」ということにしたのです。
住むところはどうするの?と長女に尋ねたら、「住み込み」という回答。
住み込み?! イマドキ?!と驚いたら、そこは少しニュアンスが違っていて。
派遣会社が借り上げているシェアハウスに入るのだ、と。
まぁ、ビックリ。
驚きの連続でした・・・。
ウチの長女、一度「こう!」と決めたら、絶対に曲げないし、引かない。
だから、都会へ出る!という決意は本物だとすぐにわかりました。
止めても無駄だな、と。
そうなると協力するしかないですからねぇ。
わたしは都会で暮らす弟一家へ連絡、何かあったときにはサポートしてもらえるようお願いをし。
長女を送り出しました。
ほとんど身ひとつでの上京ですよ。
それも、3月31日の18時まで事務仕事をし、その夜の飛行機で発ち、翌日にシェアハウスへ入居、翌々日からカフェレストランで働く・・・という。
若いってスゴイ。
義妹(弟の奥さん)も、長女のかつての上司も、この話をしたら絶句していました。
「えっ・・・Mちゃんって、そんなことするような子でしたっけ?!」
って。
そうなんですよね~、意外とやるんです(笑)
しかも、本人の中ではいろいろ決めていて。
美容師を辞めてから半年以内に必ずまた美容師に戻る、と決意を固めていた様子。
というのも、先述のかつての上司が「辞めて半年以内なら、カンを取り戻しやすい。半年を過ぎたらしんどい」と話していたのを覚えていたようなのです。
半年以内、とまではいかなかったし。
都会で辛酸を舐めたようです。
わたしに話してきた悔しい経験は氷山の一角でしょう。
よほど悔しかったからわたしに言ってきたわけで、小さいことも併せたら山ほどつらく悔しいことがあったと思う。
それでも彼女は諦めずに就職活動を続け、現在勤務している美容室に採用されました。
とてもとても恵まれた環境のお店で、良き上司、良き仲間に囲まれ、日々切磋琢磨しているようです。
そして、このほど、シェアハウスを出て、ひとり暮らしを始めることになりました。
またひとつ、ひととしてのステップを上がることができた・・・ということになるかな。
・・・それた横道話が本題のように長くなってしまった(汗)
まぁ、そんなわけでウチの中を発掘しては送ってやるものを準備しているのですけど。
ときどき、手が止まるようなものが見つかるのですよね・・・ヘッダーの画像のように(笑)
次女が高校時代に友だちと描いたとみられる絵しりとり。
なんだこりゃ。
なかなか上手く描いていらっしゃるけれども、注力するところを間違っていたんじゃないかしらね、女子高生(笑)
でも、発掘して見つけると思うのです。
きっと楽しい高校生活だったんだろうな。
充実していたんだろうな。
わたしの知らない表情を見せながら、クラスメイトや部活仲間とわちゃわちゃやっていたんだろうな。
そんな風に子の一面を知り、思いを馳せることができるのは、親としてはこの上なく幸せなこと☆
長女にも、次女にも、人生の支えとなるような経験があり、仲間がいることはなんとありがたいことか!って。
しみじみ。