3.28 コーチングを受ける
私は4月から新しい職場(看護学校)で働きます。
新しい人間関係で誰も絶対に不愉快にならないような関係性が築けるように今の自分の気持ちを変えたい、をテーマに師匠のコーチングを受けさせてもらいました。
師匠に言われるまでわからなかった思考癖がまた出てきました。
【絶対】って言ってますが、この世のことは何一つ確証ないことばかりなのに白黒思考になっています。
このテーマ自体に私のライフスタイルが出ていたのです。
「絶対に不愉快にならない」に対する私の恐怖心。
これを避けたい私。
「絶対」という括りをするから自分で自分を苦しめる結果になっているのです。悪意がなくてもお互いに嫌な気持ちになることは日常よくあることなのに
思考の癖ですね。
これがあの「認知のメガネ」だったのです。周りを自分のメガネでみてこの状況に突っ込んでいるんだと気付かされました。
ここで最近の対人関係で①思い込みでうまくいかなくなった②良くなったらいいなと思う関係性③看護学校の対人関係に応用が効く、を満たすような関係性は誰とどんな場面だったかと質問されて出てきたのはメンターコーチとの関係でした。
師匠の声かけでまず2024.9.28(半年後)の理想の未来を椅子で表現しました。
看護学校の生徒さん、先輩教員、私の3つの椅子を置いてみました。
この中で気になるであろう関係性はまだ見ぬ同じ教員でした。
まずは自分の椅子に座って半年後にどんなコミュニケーションがとれているか、どんなことを感じているかを心で感じます。
慣れない仕事に必死についていって余裕がない感じでした。
次に気にしている教員の椅子に座り相手を感じて相手の立場で半年後の私に向けて感じていることや伝えたいことを話しました。
出てきたのは「全力で飛ばしすぎだからもうちょっと余力残した方がいい」「十分頑張っているし、頼られている。もう少しそれも受け入れてもいい」です。
それを受けて改めて自分の椅子の場所を修正していきました。
ここで出てきたのは「もう少し距離を置いて生徒に入れ込みすぎない」です。
生徒さんも本来は自分でできる人だと信じ切ることが大事だと途中で気づきました。なんでもやってしまうのが愛じゃないのだと、程よい距離感で見守ることも必要だということを感じさせてくれました。
ここでメンターコーチと関係性が微妙になった状態の私とコーチを2つの椅子で表現しました。
この時に出てきたのは自分に対する価値観、信じて傷つくのではないかという不安などが出てきました。
深掘りしてもらいながら辿り着いたのは私の【思い込み】と【自分に対する価値観の捉え方】でした。
中でも【価値観の捉え方】が一番気になったのです。
これを感じたのはいつかを質問されて幼少期の両親との関わりが頭に浮かんできました。
本当にいろんなことがありました。そこで必死に生きていくための術を幼いなりに見出していたのです。自分なりに見つけた生きるために必要な鎧だったのです。
今はそんなに頑なに自分を守る必要はないのに強い思い込みがあったのです。
そんな過去の家族関係やメンターとの関係を椅子で表現しました。
それぞれの椅子に座り相手の立場、考えになりきって本当は何て言いたいか、また自分の椅子ではどうして欲しかったかを探究していったときいろんな行き違いや悲しいこともあったけれど、確かに愛はあったことに気付かされました。
勝手な解釈で自分を苦しめていただけだと理解できたのです。
心が軽くなって新しい職場に向けて楽しもう!という気持ちになれた大事なセッションになりました。
コーチとしてクライアントの一番の味方でいてくれたこと、一緒にクライアントに起きたことを感じようとしてくれたことが言霊やリアクション、声のトーンや話すテンポなどからしっかり伝わってきて始終勇気づけられました。
未来の職員さんが伝えてくれたメッセージを受けてすごく心強かったのです。
コーチング、カウンセリングにはいろんなアプローチがありますがポジションチェンジはすごくリアルに感じられて相手の立場に入りやすいので私もこのアプローチを使っています。
師匠がよく伝えてくれる言葉があります。「人は感情で生きている」。だからこそ頭だけの理解よりも身体を動かすことで自分の感情と向き合えるのではないかと感じます。
感情にこそ大切なエッセンスがあるのだと思うのです。
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