可能性は無限大。
2020.7.26 sun 天候不明(たしか雨だったと思う)
あなたは、”一升餅”というのをご存知でしょうか。
私は子供を授かるまで知りませんでした。
一升餅(一生餅)とは、一升分のお米(約1.8kg)を使って作るお餅で、実際は蒸してお餅をつく為、約2kgぐらいの重さのお餅になります。 このお餅で、一歳の誕生日を迎えたお子様を祝うことから、最近では、一升餅はお餅だけでなく、一歳のお祝い方法のことも一升餅や誕生餅、踏み餅と言います。〜こちらの文を引用〜
一升と一生をかけているようで、なんでも次のような言い伝え、願いを込めてお祝いするみたいです。
一歳のお誕生日である「一升餅のお祝い」は、一升餅の一升(いっしょう)と、お子様のこれからの人生=一生(いっしょう)を掛け
・一生食べ物に困らないように
・これからの一生が健やかになるように
との願いを込めて、お子様の一歳までの成長を祝うとともに行われるお祝いです。
また、丸い形から、円満な人生を送れるようにとの意味も込められています。
〜こちらの文を引用〜
妻はこの習わしを知っていたので、あーちゃんが1歳になったときも行いました。
そして、今回はみーちゃんの番。
あーちゃんのときとは異なるお店で購入したのはこちら。
当日できたてホヤホヤのものをお昼頃に仕入れてきました。
実際に行ったのは、夜。
おめかしして、背負ってもらいました。
ちょうどつかまり立ちしているところに、風呂敷に包んだ餅を背負ってもらったんです。そしたら、一瞬ちゃんと背負ってるじゃないですか!
「おぉ!みーちゃんすごーい!」と驚いた次の瞬間。
新喜劇もびっくりの、コテンとズッコケるかのような倒れ方。
当の本人は、何が起きたのかわからず、しばらく目を丸くしてましたが、
お餅が重いのか、ジタバタ、ジタバタと。そんな融通のきかない状態にわーんと泣いてしまいました。
「やっぱ、泣くよね。。」と妻。そう、あーちゃんのときも立ち上がれなかったのです。座らせても、餅の重みに耐えきれず、背中からゴロン。おきあがろうとして、またゴロンと。このあたりはみーちゃんも同じでした。
そのゴロンゴロンする様が可愛すぎてつい見とれてしまっていたんですが、さすがにだんだん切なくなってきたので、お餅は外してあげました。
1.8キロはさすがに重かったようです。これ歩ける子いるんですかね?
お次は、"選び取り"というもの。こちらも私は存じ上げていなかったんですが、こんな占いのようなもののようです。
選び取りとは、幼児の前に意味のある品物を置き、どれを取るかでその子の将来を占うものであり、地域によっては、「将来選び」ともいわれる。幼児にお餅を背負わせる一升餅とあわせて、「選び取り」をする地域がある。
(ウィキペディアより)
ということで、我々もこの習わしにのっとり、やってみました。
現物を用意することもあるみたいですが、選び取り用のカードを使いました。みーちゃんをあーちゃんに抱っこしてもらっているうちに、カードを並べます。みーちゃん、まだかまだかとあーちゃんから逃れようとしています。餌を待てない子犬みたいだ。
「いいよ」と言うと同時にあーちゃんがみーちゃんを離すと、一目散にカードに近寄ります。そして、バッとカードをとりあげました。紙が大好きなみーちゃん、顔が興奮してます。
数あるなかから、みーちゃんが選び取ったのは、、、
スマートフォン。将来はITエンジニアか、スマフォアプリエンジニアか、はたまた、アプリを駆使するクリエーターか。うーん、この絵は選択肢がたくさんありそう。
紙好きのみーちゃん、一枚で終わるわけございません。
バイオリン。音楽家か、作曲家か。はたまたバイオリン制作家か。
まだまだ続きます。3枚めはこれ。
注射器。お医者さんか、看護師さんか。それとも注射器を製造する人か。
最後はこれ。
筆。書道家か、書道の先生か、はたまた筆を作る人か。
そして、その後、並べてあったカードをわちゃわちゃかき混ぜてニコニコしておりました。
そんな様子を見ながら、こう思うんです。
「将来何に興味を持って、何を目指すんだろうか。」と。
みーちゃんには無限の可能性が広がっています。
何者にでもなれるんです。
だから、できるかぎり、本人が興味を持ったものを、やりたいを叶えてあげられるように、サポートしてゆきたいものです。
そして、最終的に選んだものを、ずっとずっと応援してゆこうと思うのです。
そもそも、我々のもとに生まれてきてくれただけでありがたいのですから。
可能性は無限大。
これは子供に限ったことではないと今は思います。
100年生きられるという時代。まだまだ半分にも満たない私はまだまだ可能性ありそうです。
これやりたいなって思うことを、素直に従ってみて行動し続けてみようと思います。
今はこのnoteの投稿かな。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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