カエルを探す旅
2020.9.5 sat 晴れ
「あーちゃん、今日どこに行きたい?」
「〇〇交通公園!」
もうお決まりである。
一つだけ異なるのは、妻とみーちゃんがお留守番ということ。
妻の体調があまりよろしくなかったのでムリをしない選択に。
あーちゃんと二人でお出かけ。
遠くの空にもくもくと入道雲がいくつもあって、まだまだ夏は終わらないぞと嬉しい反面、暑さにはこたえる。
今回交通公園では、いつものように自転車でぐるぐる、ゴーカートでぐるぐる遊ぶのは同じなのだが、ちょっと変わったことをした。
ふと目にした張り紙にはこうあった。
「コースに隠れているカエルをさがそう!」
なるほど。
「あーちゃん、コースにカエルが隠れているってさ、さがそう!」
「うん!」
自転車を走らせると、早速信号機の上にカエルがお出迎え。
でも、あーちゃん気づかず。
高さの問題か、目に入らなかったみたい。
「カエルさーん、どこ〜♪」
目をキラキラさせながら、キョロキョロ。
自転車乗っているのでよそ見は危ないけど、まあ後ろ見たりしてるわけではないから、いいか。
「あーー、あった!!」
早速1つ目のカエルを発見!
単純だけど、見つかると嬉しいものである。
その後、順調にカエルを見つけるあーちゃん。
私が見逃していたところも見つける辺り、視点が異なるのだろうな。
はじめに見逃したカエルも見つけてもらおうと、あーちゃんにヒントを出す。
「あーちゃん、一つ見逃してるよー、信号機みてごらん」
「えーどこどこ??」
「あー、いたーーー!」
見つけると、ニコニコスマイル。
この笑顔をみると癒やされる。
一通りコースを回って、カエルというカエルを見つけると、信号待ちをしてる間にあーちゃんが、
「ゴーカートの方にもあるかなあ?」
「あるかもね、言ってみる?」
「うん!!」
そんなあーちゃんの希望に、横で待っていたお兄ちゃんが水をさす。
「ゴーカートにはないよ!」
あーちゃん、しゅん。
「そうか、ないんだねぇ、あーちゃん、自分の目で確かめに行こうか」
暗い顔が晴れて、コクっとうなずくと、力強く自転車をこぎ、駐輪場まで向かう。
ゴーカートに乗り換え、走り出して、すぐのところに、なんとカエルが!
「あらら、お兄ちゃんいないって言ってたのにね」
「いたねー」
とニコニコ。
結局いくつのカエルがいたのかちゃんと数えなかったのでわからなかったけど、至る処に潜んでいた。
「パパー、こんなところにもいるよー」
と案内板を指差すあーちゃん。
そこには3匹のカエルが仲良く案内している。
コース外にもいたのね。
楽しいカエル探しの旅でした。
おしまい。