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就活や転職活動での自分の強みを見つけられる本に出会った

私は社会に出て3年目の助産師資格を持った無職。
新卒で働いた病院を2年で辞め、転職した職場も4ヶ月目で辞めた。自分に自信がなくなった。働くことは生きるために必要だから、働き続けるために何を重視して働くことが必要なのかが知りたかった。

その時に『苦しかったときの話をしようか』という【森岡毅】さんの本を読んだ。
抽象的すぎず、具体例も私にとってはとても分かりやすく、自分なりの解釈を持ちながら読むことができた。また、森岡さんの社会での困難や乗り越えてきた体験談についても知ることができ、再度仕事をするための意識変化につながった。
この本を基に、自分の強みを活かして働ける業界を絞っていこうと思う。

「苦しかったときの話をしようか」森岡毅さん


⒈やりたいことは自分の強みを知ることでわかってくる

この本での【自分の軸を見つける】は、仕事における自分の強みを見つけることだと私は解釈した。
学校教育や親のレールに乗っている内は、人と比べられてより優秀な成績や功績を残すことや親の正解が自分の正解だと思うが善だとされてきたように思う(親が失敗や挑戦を恐れずに育ててくれた場合や自分をしっかり持って学校教育を受けられた人は例外だが)。しかし、大学生活や社会に入ってからは自分の考えや意見をとても強く求められる。
受験時の面接対策や就活対策として、過去の自分を振り返ろうと言われることが多々あった。それをした理由がわからないことがすごく多かった。振り返る理由は、振り返った中から自分の強みを見つけることだったのだと気づいた。しかし、他人と比較するのが当たり前になっている状態では、自分の強みなど見えるはずもない。他人の優れている部分は見えやすく、自分のできないところばかりが目につくからだ。この本にも、「外との比較ではなく、内側の凹凸比較をすることが大切」だと書かれている。また、私の好きなYouTuberである【過眠ちゃん寝る😪メンヘラ心癒所】も違う言葉で同じようなことを教えてくれている。ぜひみてみてほしい。

考えのベースに自分の特徴が強みとして活きる環境を大切にすることをおくこと。その上で会社を選ぶ。会社に入るのはほんのスタートに過ぎない。とも書かれている。

⒉具体的に自分の強みを知ろう

第3章は具体的に自分の強みを知るためのフェーズになっている。
「強みは自分の特徴とそれを活かす文脈(≒環境と私は解釈している)がセットで初めて発揮される」と書かれている。仕事に対する自分の強み(=職能)は3つに分類されており、それぞれの強みの特徴や業界についても紹介されている。
私は1つの強みが強く出ていた。紹介されている業界を詳しく調べて、転職活動に活かしていこうと思った。

⒊強みを就活や転職活動で活かす

第4章は面接官に自分をアピールするための自分の魅せ方について書かれている。
面接官は、面接の場で自分がどんな人間なのかを知りたいと思っているため、伝え方よりも話している内容が大切であると書かれている。また、面接の内容は、誰に伝えるか→何を伝えるか→どう伝えるかの順番で考えると考えやすいと書かれている。図式でわかりやすく書かれているため本書を手にしてみてほしい。面接時だけでなく、その後働く上での基盤となる考え方が理解できると思う。長く働き続けるためには、自分が会社でどこまで頑張るか、会社で自分をどうみせるかを考えておくことも必要であると書かれている。(=ブランディング)
私が就職活動や転職活動する時には、ブランディングや会社側が求めている人物像についてしっかり考えることができておらず、何ヶ所か面接も落ちた。次の転職では上記の視点を忘れずに熟考したい。

⒋まとめ

助産師として働く中で自分のキャパシティを知りもせず突っ走った結果、適応障害やうつ状態となり無職となった。この経験をしたことに今は後悔していない。自分を理解しようと思う大事なきっかけとなったから。
きっと精神的に崩れる前に対処できるのが理想なんだと思うが、私はそんな器用なことができなかった。不器用なことを認めつつ、できるところからスタートしていこうと思う。
前向きに考えるきっかけの1つとなったこの本には感謝でいっぱいだ。今の自分の状態は意識変化が起き、トライアンドエラーを繰り返しながら行動変化に繋げている段階だと認識しているため、焦らず自分のペースで自分に合った働き方を探していく。

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