見出し画像

【“お袋さん”を調べてみたら“女将さん”も?】

【珈琲のオトモのマメ知識 vol.670】

↓ 一応、こちらが順番の前回の内容です


地球には、自然が存在し、
そこに社会が生まれ、

現代に至るまでに、
文化が構成させてきました

それらを総じて、
歴史と言いますね

その中で大切になるのが、
『人間関係』です

いつの時代も、
悩みのタネになりやすい…

社会もない環境では、
弱肉強食の一言で片付く話が、

そこに文化を求めると、
途端に、話は複雑化していきます

『気に入らねぇから、シメてやったわ』
では、アウトロー過ぎますよね

つまり、それらを円滑に
という心掛けは、常ということです

その中枢を成すのが『呼称』
こちらでして、

みなさん、気にされてますか?


§『“母”って、そもそも何?』


【母】これ、何かわかりますか?
おそらく“はは”と読むしかないかと

『母なる大地』とか
『音楽の母』とか

本来の意味を比喩的に表現する
なんてものも、よく目にします

因みに、音楽の母は、ヘンデルさん
バッハさんは、音楽の父です

そもそも“母”とは…
参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/母親

『女親のことである』

どストレートな意味です
対義語は、父だそうです

そして、この“はは”
その語源を調べてみると…

なんと、全くわかっておりませんでした
なぜ“はは”なのか?は不明だそう

ただ、一方で“かあさん”
こちらは、わかっているそうですが、

こちらも諸説ありでして…
有力そうなのが、

武家における母、養女を『御方様』
と、呼んでいたそうです

それが、後に『おかあさん』
と、変化していったという説

他にも…

子どもが“はは”の発音が難しいため、
“かか”となってしまうところから、

それが“かかさま”“おっかあ”となり、
“おかあさん”と変化した説

母の身体は、生命の源泉でもあり、
太陽の身体と言われており、

『日身(カミ)』(太陽の身体)
と、言われており、

それが、後に“おかあさん”
と、変化していった説

①『御方様』の変化形説
② 赤ちゃんの発音の不良からなる説
③『日身(カミ)』の変化形説

じゃ、そのうちどれなのか?
それは、わかりません!


§『世間では、なんと呼ばれてる?』


参照:https://benesse.jp/kosodate/201903/20190313-1.html

さて、世間は、なんと呼ぶのか?
ベネッセさんがアンケートしておりました

保護者を何て呼ぶ?
って内容なので、父親も含まれますが…

では、その結果は…

そのまま借用いたしまいた…

こんな感じだそうです
もう欧米化してますね

ママ、パパが主流なんですね
逆に、とと、かかも生きているんですね

親と子の関係性において、
一番多く交わされるのは“言葉”

これは、呼称に限った話ではないですが、
この期間においては、かなり重要です
参照:https://www.nhk.or.jp/minplus/0028/topic045.html

こちらは、NHKの記事ですが、
その親子の言葉に関しての内容です

ある体験をした方々の脳を研究
すると、ある共通点がありました

それは『ネットワーク機能の低下』
本来、脳は異常が起きたとしても、

それを他の機能等で補完するもの
ですが、ネットワーク機能が低下すると、

その機能が阻害され、結果として、
異常が増長、精神疾患のリスクなどになり得る

そして、その特徴として
『不適切な言動』『思いやる行動』

これが頻度が低下するそうです
いわゆるサイコパスになりやすい

そして『ある体験』とは、
ネグレクトや体罰等です…

それだけ、言葉には影響力がある
気にかけたいものですね


§『あれ?おふくろ?おかみさん?』


呼び方のランキングにない
『おふくろ』『おかみさん』

いずれも、母親を指す語ですが、
現代では、もはや死語のようですね…

が、気になりませんか?
“はは”でも“かあさん”にも、

全く、似ても似つきません
それぞれに語源がありそうです


・おふくろの語源
参照:https://gogen-yurai.jp/ofukuro/

語源辞典にて、確認です
おふくろの反対は、おやじだそう

説は3つあるようです

① 財産管理説

母親が金銭、貴重品を“袋”で、
管理していたことから

② 子宮説

子宮のことを“ふくろ”と、
呼んでいたことから

③ 懐説

子は、母親の懐で育つため、
『ふところ』が“ふくろ”となった


・おかみさんの語源
参照:https://mag.japaaan.com/archives/224077/2

漢字だと『女将さん』
これも、2説あるみたい

① 噛み酒説

これ、弥生時代からの造酒法
唾液のアミラーゼを用いて、

デンプンを糖化させ、
自然発酵させて、アルコールにする方法です

そう、誰かが口に含み、
それを吐き出して造る酒です…

その役目を女性が担っており、
女性が噛む ⇒ 女噛む ⇒ おかみ

と、美味い酒を造る女性に敬意を表し、
そうなったそうです

② じょしょう説

そもそも、女将(じょしょう)と、
呼んでいたものが、

料理屋、茶屋の女主人を「おかみ」
と、呼んでいて、それが結び付き、

女将が、旅館等を切り盛りする女性
と言う意味が生まれた


さて、どれがホントか?
それは、誰にもわかりません


§『まとめ』


呼び方って、気にしたことありますか?
重要なことは、そこに“愛”があること

おかみさん…

それも、お互いに!
ですね

一方通行ではダメなんです
その言葉でもって、

一方通行では虚しいだけかも…

愛という共通意識がないと、
それは、意味がありません

それどころか、その言葉が、
刃になりかねません…

乱暴な言い回しであっても、
互いに理解があるのであれば、

それは“愛”なのでしょう
理解がなければ、それは“暴力”です

呼称に、それらが含まれてますかね?
気にかけてみてもいいかもしれませんね


↓ 一応、こちらが順番の次回の内容です


/ ̄ / ̄ / ̄ / ̄ / ̄ / ̄ / ̄ / ̄ / ̄ / ̄ / ̄
合同会社505
リスクマネーリテラシー
ねこのめ事務局
〒460-000  愛知県名古屋市中区錦1-16-14
HPURL:https://www.riskma505.com/
ʕ •ᴥ•ʔ ʕ·ᴥ·ʔ <相談はお気軽に♪  byリスクマ
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/