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【エントロピー増大の法則と動的均衡 後編】
【珈琲のオトモのマメ知識 vol.654】
↓ 前回の内容です
↓ 一応、こちらが順番の前回の内容です
相変わらず長引く内容
まぁ、勝手にそうしてるのですが、
あれや、これやで長くなるんです
文章って生きてますよね~
と、長くならないうちに、
早速、続きとなりましょう
§『エントロピー増大の法則って?』
そろそれ、ご登場のエントロピーさん
参照:https://jp.dreamscope.me/blog/2021/4/entropy
かんたんでいいので、
意味を確認しておきましょう
エントロピーとは…
『熱力学および統計力学において定義される示量性の状態量である。熱力学において断熱条件下での不可逆性を表す指標として導入され、統計力学において系の微視的な「乱雑さ」[注 1]を表す物理量という意味付けがなされた』
参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/エントロピー#:~:text=エントロピー(英%3A entropy)は,意味付けがなされた。
はい、わけわからん
ゆっくり確認しますね
これは『無秩序な度合い』
これを表しております
秩序が保たれている状態
⇒ 値が低い
秩序がなくなっている状態
⇒ 値が高い
こんな感じです
って言われても、まだわかりずらい
例を挙げますね
家で淹れたホットコーヒーでもいいですかね
![](https://assets.st-note.com/img/1732005884-SXBmTlEVZsNU0zc2jfGd5hPA.jpg?width=1200)
最初は温かいというか、むしろ熱い
きっと、体温よりも、気温よりも
この状態のことを
『秩序が保たれている』と言います
それぞれが違っても存在しております
それが、時間が経つとどうでしょう?
いつかコーヒーは、
気温と同じ温度になりませんかね?
この状態のことを
『秩序がない状態』と言います
秩序がなくなったために、
すべてが同じでないと存在し得ない
で、この“時間が経つと”
ってのが、この法則のこと
エントロピー増大の法則とは
『物事は放っておくと乱雑・無秩序・複雑な方向に向かい、自発的に元に戻ることはない』
これ、言い換えてしまうと…
『すべての秩序あるものは、その秩序が崩壊する方向にしか動かない』
こうとも捉えられます
福岡氏的、捉え方ですね
ここで重要なことは
“不可逆性”なんです
『もう、元には戻らない』
ここになりますね
先程のコーヒーならば、
放っておいたとしたら、
また、勝手に温まりますかね?
そんなことないですよね?
何等かの方法で熱エネルギーを加えなければ
そんな現象は起こりませんね
これは、人間も同じこと
つまり、福岡氏は何が言いたいか?
『人間は絶滅に向かっており、人間もいつかは絶滅する』
こういうことですね
きっと、現代人には都市伝説的に聞こえますかね
§『エントロピー増大の法則 vs 動的均衡』
人類はもう、滅亡しかないのか…
それに抗っている現象が『動的均衡』
人間の細胞は、常に壊れ続けています
そして、同時に生まれ続けています
それを“代謝”と言いますね
これって、言い換えたら、
『最小単位の絶滅』
ではないでしょうかね?
世界はエントロピー増大の法則のより、
常に、絶滅へ向かっている
故に、人の身体はどうしたか?
代謝=『最小単位の絶滅』
これを行っているということ
そもそも、人間という存在が、
エントロピー値で言うならば、
かなり低い存在として保たれますよね
身体全体がそれぞれの機能を担い、
作用し合って、その存在を表している
その最小単位が細胞ですね
それを常に絶滅させているのが“代謝”
そして、生まれ変わっている
数年の前の自分と現在の自分って、
全く同じでしょうかね?
違いますよね?全くの別人です
物質的に言うのであれば、
全く違うもののはずです
だって、代謝を行い、
過去の自分は全て絶滅させたからです
でも、人はいつか死にます…
それについては、福岡氏は、
『徐々に酸化物や老廃物が溜まり、捨てきれないエントロピーが増大して最後には崩壊し、また自然の中に還っていきます』
これを“老化”というのでしょうね
さて、エントロピーさんと均衡さん
どちらが勝つのでしょうかね?
そもそも、勝ち負けあるんですかね?
§『むすびに』
小生も兼ねてから思っていたことがありまして、
何かというと、
“医療” こいつの存在です
これっていいのか?
もやは、哲学です
例えば、人間のクローン
日本では、2001年6月に『クローン技術規制法』
参照:https://laws.e-gov.go.jp/law/412AC0000000146/
こちらが制定されております
とどのつまり、禁止です
これって、都合のいい人間
こちらを生み出そうという試みですよね
また、iPS細胞というものある
こちらは、もはや医療分野ですよね?
これらの結論って、
すべて収束しませんかね?
例えば、自然界において、
動物が怪我をした、病気になった
さて、その後、どうなるでしょうか?
待っているのは“死”となります
自然界においては、
それは弱者になるため摂理です
でも、人間は存在し得る
それも過保護的にです
文化を享受する
それは正義なのでしょうか?
そして、同様の現象に、
善し悪しまで評価をして、
さながら、神の所業のようです
名医は皮肉哉“神の手”なんて言われますね
エントロピーを低く保ち続ける所作
動的均衡を長く保ち続ける所作
これが医療なのだと思いますが、
その倫理というは、どうなのでしょうか?
一度考えてみてもいいかもしれませんね
↓ 一応、こちらが順番の次回の内容です
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