タイムリープ夏休み|日々の雑記#58
中学時代、遊びで作ったクラスの人間関係相関図が流出し、女子に糾弾された甘酸っぱい思い出。そんな歪んだ性格のせいか、夏休みは宿題がないとダメな体になりました。ある意味わがままボディ。おかげで今でも自主的に宿題を課しています。
まあ、この歳になれば大概のことは自己判断、お仕着せではありません。ですから宿題と言っても、大袈裟なものではないのです。
具体的には「課題図書」と称して気になるマンガをイッキ読みしたり、「自由研究」を騙って干し野菜を拵える程度。すると毎週書いているこのnoteは「朝顔の観察日記」みたいなもんでしょうか。継続は力なり、私がアルコール中心主義者になれたのも、学校教育の賜物です。この場を借りて、先生方には感謝申し上げます。
さて、まもなく8月。夏休みが近付いて参りましたので、今年の宿題をリストアップしてみましょう。
課題図書:『闇金ウシジマくん』
自由研究:ラム酒の調査
お手伝い:チェー作り
まずは課題図書です。
念のため、読書感想文全国コンクールの公式サイトを確認。「小学校低学年の部」から「高等学校の部」まで開きましたが、ウシジマくんは子供たちの課題図書ではありませんでした。成年年齢も引き下がったことですし、早めに社会の恐ろしさを知るのは大事だと思うのですが、そういうことではないのでしょう。
いずれにせよこの夏は全46巻を読破して、人間と欲望について、あらためて考えたいと思います。
続いては自由研究です。
先月、実家に帰省した際に、未開封の、とても古そうなラム酒が出てきました。
製造年月日も賞味期限も記載がありませんが、実家暮らしの頃に買ったのならば、20年以上も前の年季モノ。
果たしていつのものか?そしてその味わいは?ラム酒を使ったカクテルなど大人の自由研究に取り組みます。
最後はお手伝いです。
食生活と一緒で、勉強ばかりではバランスがよくありません。家の人のお手伝いも大切です。
そこで、これまで扱ったことのない豆、緑豆を使ったベトナムスイーツ、チェーを作ってみようと思います。「それはお手伝いではなく趣味じゃねえか」と言う声が聞こえそうですが、呑み過ぎによる幻聴と言うことで黙殺しますね。
イメージしてみてください。冷えたココナッツミルクに緑豆、そこに白玉とゆであずきのトッピング。これは確実に誘惑の甘い罠、極上のお手伝いです。
さあ、今年も夏が始まります。いくつになっても、今しか出来ないことがたくさんです。この歳で夏休みデビューは恥ずかしいですが、それもまたひと夏の経験。全部夏のせいにして、楽しみませんか。
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