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棚貸し本屋の店番日記 #16 契約、クラファンのこと

ビールが呑める大人の図書室。

夢オチの可能性を残しつつ、近日中の実現を目指しながら、西日暮里でシェア型書店の棚をお借りしています。

思い立ってから紆余曲折ありましたが、ついに物件契約の目処が立ちました。飲み屋で例えたら、ようやく席に案内されたところでしょうか。メニューを選んで注文して、最初の一杯にありつくにはもうしばらく掛かります。引き続きお付き合いくださいませ。

元はと言えば、図書館でビールを呑みたいと願ったことが始まりでした。

皆さんも、図書館で感じたことはないでしょうか?

知を求め集まった人々から発せられる、
静かだけど確かな熱を、

そして、

書架に並ぶ本たちの、
手に取られ、読まれるのを心持ちにする気配を。

そんな空気に浸りながら、ゆっくりとグラスを傾けたいのです。

「棚貸し本屋の店番日記 #0 きっかけのこと」より

作者が持つ熱を文字に変え、
紙に閉じ込めたものが本だと思っています。

それを求める人たちもまた熱を秘め、
本にまつわる場所は、
ランタンのように優しく私たちを照らします。


静かに灯る光の中、ビールを片手にページをめくりながら、来し方と行く末に思いを馳せる。
そんなお店が理想です。
10年くらい続けることか出来たら、イメージに近づけるのではと思っています。

そしてお店を作るにあたり、本日から2024年10月14日までの期間でクラウドファンディングを行います。

最低限、開業に必要な自己資金は用意しましたが、器や椅子などの什器については、少しでも居心地が良くなるものを選びたいと思っています。

そのために始めるクラファン、もしもよろしければこちらをお訪ねください。

ご支援や拡散は言うまでもなく、閲覧頂けるだけでもホントに嬉しいです。前髪の短い中年が、開業に至った想いやお店のイメージをにこやかにご紹介しております。

これからのことを考えると手が震えます。

ビールを呑んだらピタリと治まるやつですが、せっかくなので未来への期待と不安ということにしておきましょう。

10月下旬の開業を目指しております。
準備の関係でしばらくはnoteの更新が不定期になる可能性がございますけれど、これからもどうぞよろしくお願い致します。

最新の情報はこちら。

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