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東京国立博物館 特別展 大覚寺

東京国立博物館で開催されている
「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」を鑑賞しました。
襖絵・障壁画100面を一挙公開!

今回の目玉は22メートルもある「牡丹図」です。


今回も、撮影OK作品が多数。
特に印象に残った作品をいくつかご紹介します。

「野兎図」 渡辺始興 筆
正寝殿 屋内の縁側を飾る腰障子に描かれた兎。
裏面には四季の花鳥が描かれているとのことです。


黒い子がのびてますね、カワイイ✨

「芭蕉図」 正寝殿 板絵です。
大きく描かれた葉の表と裏の対比が良いですね。


奥行き感があります 「兎図」と同じ作者


「松に山鳥図」
客人を迎えるための玄関を飾る障壁画、松と楓・菊が描かれます。

「松に山鳥図」 どっしりと力強い😃


「松に山鳥図」 大きな鳥ですね😃


楓の色は、当時はどんな色だったのでしょう😑


第2会場 

薄暗い空間に、牡丹図の垂れ幕の展示室はちょっと幻想的でした。
これは見ごたえありますね。東博は見せ方に工夫があって素晴らしいです。

障壁画の総長 22メートル 大きな巻物のようです


「牡丹図」
後水尾天皇に入内した和子の御所を飾ったといわれる襖絵。
狩野山楽筆 全18面

白い牡丹 薄っすらと赤い牡丹
鳥も飛んでいます😃


牡丹は今の季節にもぴったりですね


「牡丹図」(部分)
親鳥の背にのって楽しそう


「牡丹図」(部分)花びらが繊細に描かれています
風が吹いているのでしょうか


紅白の牡丹 きらびやか✨


巻物のように絵が連なります~🎵


「紅白梅図」 狩野山楽 筆
右側に白梅が配置され、さらに横に続く襖絵だったのではと考えられています。

ラストに飾られていてインパクトありました。


中央に大きな紅梅が配置され、堂々とした雰囲気✨
もっときれいなピンク色でした。


今回は、大きな展示空間をフル活用して襖絵全体を鑑賞できるという
贅沢な企画が素晴らしかったです。
今の季節を彩る花たちが、美しい襖絵になって楽しませてくれました。✨✨




障壁画に囲まれた第2会場の空間の様子をこちらからご覧になれます。

圧巻の襖絵100面!大覚寺展の見どころを東京国立博物館の担当者が解説


「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」
会場:東京国立博物館 平成館(上野公園)
会期:2025年1月21日(火)~3月16日(日)

前期展示:1月21日(火)~2月16日(日)
後期展示:2月18日(火)~3月16日(日)


お読みいただいてありがとうございます。😃













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まめリス
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