[挑戦記#29](番外編)すべての子供達に学びのアクセスを
小学校のICT化
久しぶりに
小学校英語の先生方の勉強会に
参加した。
テーマは、
『ICT活用例の実践あれこれ』
私が小学校英語から離れて3年
コロナ禍によって
仕方なく始まった
オンライン授業
でも、今となれば
授業が進化していた。
多くの小学校では
zoomやTeamsを利用して
家でも授業が受けられる
先生が
カメラの前で話す授業を
児童が家で観る
そんな形だった。
カメラの前で
話す練習に明け暮れ
学校のネット環境も
整えられた。
あれから3年
今の小学校では
さらなるICT化が進んでいた。
オンライン授業の変化
zoomの普及は早かった。
他にも
様々なアプリが使われて
誰でも
海外と繋がることが
可能になった。
教室から
外国の学校と繋いだり
タブレットに
海外にいる人が映り話ができる。
子どもたちの
モチベーションを上げるには
何をすれば良いのか
自ら考えて
自分から参加したくなる
授業を目指している。
だが、
英語学習は言語活動!
限られた時間で習得するのは難しい
子どもたち
自らが学び続けていかなければ
いけない
今の日本では、
試験があり
入試がある
5年生から教科になり
評価も必要になった。
時間をかけるべき言語活動が
暗記に頼るテストのための
授業になってしまう
先生方は
毎日、あれやこれやと
授業プランを作るのに
頭を抱えている。
学びにアクセスできていない子への工夫
クラスに何人か
『言えない子』がいる
英語がわからないから
アルファベットがわからないから
言い方がわからないから
原因は
子どもにあるに違いない
その子が聞こうとしていない
その子が見ようとしていない
その子が参加しようとしていない
だからその子が興味を持つように
授業を工夫している。
そんな先生が多いと思う。
実は、
その子が聞こうとしないのは、
音が小さかったり、
先生が早口だったり
一斉に言うことで
聞き取れなかったり
その子が見ようとしないのは、
字が小さかったり、
フォントがバラバラで
アルファベットの形が違うから
いま一度、
考えて欲しい
『バリアは
個人にではなく社会にある』
無作為でできたバリアは
そのままでは
はずれない
意識しないと、はずれない!
まずは
学校を変えよう
どの子も学びにアクセスできるように
今日の勉強会は
すべての学びに共通すると思う