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こんにちは、まめこです。
今日は、自己愛傾向がある家族との関係で悩む方に向けて、わたしの経験を交えながら書いてみたいと思います。


自己愛傾向のある人との向き合い方:理解と自己ケアのバランス


家族や身近な人に自己愛傾向がある方をお持ちの人は少なくないそうです。わたしも長年、自己愛さんとの関係性に悩んできました。身近な人でなければ、そっと離れることも一つの選択肢ですが、家族だと事は少し複雑です。

今回は、そんな自己愛傾向がある人との接し方について、世界の専門家の著書や動画を通して学び、わたしなりに気づいたことをお伝えします。

パターンの認識:親との関係性がパートナーシップに影響!?


パートナーが自己愛傾向を持つ場合、自分の親のいずれかもそうだった可能性が高いということを最近知り、とても腹落ちしたのです。

これは偶然ではなく、子ども時代のトラウマ体験を繰り返している可能性があるそうです。わたしは、親とパートナーがなぜこんなにも似ているのか、そしてなぜ、この最も親密であるはずの二人との関係がこんなにも苦しいのか、このことに長いこと悩んできました。

内なる境界線の大切さ


自己愛についての世界的権威であるDr. Ramani Durvasulaは、「自分の内側に」相手と境界線を引くことの重要性を説いています。

英語では、internal boundaryと言われています。Internal boundary とは、相手に伝えるのではなく、自分の中で許容できる限度を決めることです。わたしも、この考え方を取り入れるように意識しています。

理解することから始める


自己愛傾向は、その人の生い立ちや環境から形成されることが多いようです。例えば、私の親の場合は戦争のトラウマが非常に大きいように思います。

背景にある事情を理解して寛容になろうと努力していますが、感情に圧倒されることもあります。理解することと許容することは別だと頭ではわかっていても、線引きがとても難しいのです。

相手が変わることへの期待を手放す


専門家は、「人の本質的な部分はなかなか変わらない」ことを受け入れることが重要だと説いています。相手を変えようとするのではなく、自分の対応を変えることに焦点を当てるのだそうです。

期待しては失望しての繰り返しを経験してきたわたしなので、もっと早くこのことを理解していたら、何かが変わっていたのかなと思うこともあります。たら、れば、を言っても仕方ないですね。自分を守るためにも必要な考え方だと思います。

自己犠牲から自己尊重へ


争いごとが嫌いなわたしは、家族が平和に暮らすためには自分が我慢すればいいと思っていました。もちろん、我慢したつもりでいても、わたしもまた未熟さゆえに、相手のことをたくさん傷つけてきたことは間違いありません。

そんな関係を長年続けて行くうちに、次第に自分の心がどんどん辛くなってしまいました。今は、自分の幸せや心の平安を犠牲にせずに、親やパートナーとの関係を改善する道を探っていますが、まだ道半ばです。

具体的な行動の変化


親とのトラウマを解消することで、パートナーとの関係も変わって楽になることがある、と専門家は説いています。親との残された時間は長くありません。関係改善のために、わたしができることは何だろうか?と意識するようになりました。

実践あるのみ、、、ということで、先日、オンライン予約に挑戦しようとした80歳過ぎの親を褒めてみました。「80歳を過ぎてもチャレンジして進化しているのはすばらしいね!」と声をかけたところ、親はまんざらでもない顔をして嬉しそうでした。こんな些細なことが、わたしにはこれまでできなかったのです。

また別の日には、食事を作って届けたのですが、普段は「ありがとう」と「ごめんなさい」を言ったら損するとでも思っているの?というくらい、滅多にお礼を言わない親が、「ありがたいわねー。ありがとうは言わないとダメね」と、ブツブツとひとりごとを言うようにお礼を言ってきたんですね。これには驚きました。

まずはお互い一歩前進、といったところでしょうか。

専門家のアドバイスの実践


これからも専門家が長年の経験から提案していることを、できることから試してみようと思います。

自己愛傾向のある人との関係性の難しさは身をもって経験しています。

でも、内なる境界線を設け、自分のケアを怠らなければ、より健全な関係に一歩近づくことはできるのではないかと希望を持っています。焦らず、一つずつ、試していこうと思います。

わたしの経験が、ほんの少しでも、身軽に、自分らしく生きていくお役に立てば嬉しいなと思って書きました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日も良い一日でありますように🙏