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やらずに後悔していること⑤


前回からの続きです。
よろしければ、こちらからお読みください↓

新卒で社会人になってから七つ目の職場は、三つ目と同じ分野、職種を選んだ。

やりがいはあったけれど、きつかった仕事。
無理がかかると分かっていた。
が、ここで決めなければ後がない!と謎に焦っていた私は、思い切ってパートからフルタイム正社員に転職することにした。

予想通り、余裕のない毎日だった。
常にギリギリの状態で生きている感じ。
娘にも相当に負担をかけていたと思う。
これで最後の転職にしたいと思っていたのに、結局二年もたたずにギブアップしてしまった。

この時には、バーンアウト(燃え尽き症候群)に陥っており、もう福祉職で働くのはやめようと思っていた。

再び専業主婦となり、外で働くのはしばらくお休みすることにした私は、今度こそ自分に合う仕事を見つけようと意気込んだ。

そのためのセミナーに参加したり、個別相談を利用したり。
こんなことやってみたいな、できたらいいな、と思うことは何となく見えてきていた。
ただ、四十過ぎて新しいことに挑戦する勇気がなかった。

いや、年齢は言い訳だ。
今までだって、ずっと失敗を恐れて「本当にやりたいこと」から目を背けてきた。
ちゃんと自分に向き合うことをしてこなかった。

中学生までは、将来の夢(どんな仕事に就きたいか)があった。
それが「自分にはそこまでの才能はない、いつまでも夢を追いかけているわけにはいかない」と考えるようになった。

「やらずに後悔していることを今日から始める」

最近読んだ本に書いてあった教えだ。
私が後悔しているのは、中学生の時の夢を諦めたことなのか?
それを叶えるために、今から行動すれば幸せになれるのか?

違う、そうではなく、他の楽しみや夢中になっていること、得意なことも含めて、それらを極められるような進学先を選ばなかったこと。
仕事への生かし方を考えなかったこと。

自分の中にある無限の可能性にフタをしてしまったこと。
自分で道を狭めてしまったこと。

それが、今私が後悔していることだ。
私が今日から始めるのは「本当にやりたいことを仕事にする」ためのアクション。
まずは「本当にやりたいこと」をはっきりさせることからスタートだ。

その経過を、noteに記録していこうと思う。

(ちなみに今は、半年のお休み期間を経てパートで働いている。そのお話は、またの機会に……)






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