顔がぬれててチカラが出ない
改札で別れを惜しんでいたカップル、女性だけ中央線のホームに上がりましたが、
一人になったらアンパンをガツガツ食べていました。
素敵です。
今日は食べ物のお話し。
食べることに興味がない人、食べるものに大きな偏りがある人には子どもの頃の記憶が大きくかかわっていると言われています。
また、精神的なエネルギーの低下の原因の1つとして食事の重要性はしっかりと証明されています。
カウンセリングをしていても、
精神的なものと食行動は無関係ではない
ことは確信しています。
なぜか。感覚の中で唯一記憶を持つと言われる“嗅覚”、老化しても鈍化しにくいと言われる“味覚”、両方共、食事に大きく関係する感覚は、この機関の病気にならない限り一生に渡って長く機能してくれるからなのです。
だから、子どもの頃の食事風景の記憶は、匂いや味と共に人間にしっかり刷り込まれていきます。
“子どもの背が伸びないから、無理やりご飯を食べさせている”ことや、“食べ物に神経質になりすぎている”こと、“ご飯中に夫婦喧嘩”は、
子どもが成長してからも食事を楽しめないことにつながります。
食事を楽しんで育った子どもと、文句を言われながら育った子どもでは大人になってからはっきりと違いが現れます。
遠い昔、まだ私がガチアスリートだった頃、試合で結果が出なかったとき「まあ、美味しいもの食べて、次に頑張ろう」と言われて育ちました。
今でも、“疲れたり、嫌なことがあったりしても美味しいものを食べて寝る”という習慣は残り、ほぼ1時間で気持ちは回復します。頑張って減らした体重も1日で回復します。
回復女王です。
何が重要かは人によるのは重々承知です。
でも、私がたくさんの人の心身のカウンセリングをしてきて1つ言えること。
それは、身体のどんなケアをしても、心が疲れてしまうとそれが一番の大きなダメージだということ。
心も筋肉と同じようにエネルギーの出力の大小があり
同じように栄養が必要だということです。
ただ、食物によって役割が違うのでやみくもに食べれば健康になるかといえばそうではありません。
食べろ、食べろとばかり言っていると、トレーナーからクレームがくるので気を付けて発言していきますが、1つ言えること。
ご飯は笑って、和やかな気持ちで食べてみましょう。よく噛んで、創ってくれた人に感謝しながらね。
これだけで、一歩健康に寄れるのだから人間の身体ってスバラシイ。
やめられない、とまらない、かっぱえびせん。