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ウェルビーイング

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ウェルビーイングについてまとめております。 学術論文や、第一線分野の人たちの知見をまとめたエビデンスベースの情報をご提供いたします。 以下もご覧ください mentalgrowt…
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【経済学者が唱える先行きが見えない中での人生の楽しみ方】

人間は社会的な動物であり、人との関係でしか生きられない。家族や友人と時間を過ごし、助け合ったり、会話をすること。また、交流の範囲を広げる

スポーツや音楽やアート、演劇、読書で人間性を育む

(ダニエル・コーエン)

【自分が若いと思うかどうかでパフォーマンスが変わる】

ヘアスタイルやファッションなど見た目を見直したことで心身の若返りに繋がった

自分が若いと考えると、前向きな考えに変わり、仕事のパフォーマンスが高まることが研究結果として判明

(ハーバード大学)

【HALTを安定させ、QOLを高める】

Hungry=空腹
Angry=怒り
Lonely=孤独
Tired=疲労

上記を感じると感情的なトリガーの増幅に繋がってしまう

「習慣日記を使って、習慣がいつ・なぜ起こるのかを記録し、自分の感情を書き留めパターンを特定する」

【人は、退屈になるとおかしくなる!?】

人間は、何もないとネガティヴなことを過剰に考えてしまう、気晴らしをしないと生きていけない

一方、気晴らしのみだと、精神が空っぽになり、内省する余白を失ってしまう

「自身の内面の資源を増やし、知的充足を楽しむことが重要」

(ヒルティ)

【ポジティブな感情は想像力を使うことで養える】

2024年の研究では、不安を抱えている人にスマホ上で楽しい活動の計画を定期的に表示させたところ、楽観的な感情が著しく向上した

「報酬感受性を刺激することで、やる気を促し、より高揚した体験ができる」

(ルーカス・ラフレニエール)

【平均寿命100歳、認知症発症率が少ない4つのエリア】

イタリア サルディーニャ
日本 沖縄
コスタリカ
スウェーデン スモーランド地方

「長寿の秘訣はコミュニティ、質素な食事、運動」

(長寿地域/ブルーゾーン)

【劇的な老化に向けて、日頃から準備しておくべきこと】 研究によると、人間の老化はゆっくり直線的に進むのではなく、人生に2度の劇的な変化がある 44歳頃カフェインやアルコール代謝 60歳頃免疫や炭水化物代謝 肌や筋肉は両方の年齢で変化する (スタンフォード大学 2024)

【人生の決断において気にすべきこと】

人は機会がなくてできなかったことよりも、機会が与えられており『自分でやろうとも思えばできたのに、やらなかったこと』に後悔する

「特にやりがいのあるキャリア、高収入、人生の変化を求めて勉強に関しての後悔が多い」

(ニール・ローズ)

【何をいつするのかを自分の好きなように決められることが最大の幸福】

従来の心理学による客観的な諸条件のどれよりも、人間の幸福の要因は、“人生を自分でコントロールしている”というはっきりとした感覚があること

「ゆくゆくは時間をお金で買う意識に至る」

(アンガス・キャンベル)

【適度なストレスがある方が健康にもメンタルにもよく長生きする】

働いているなど、適度なストレスを感じている人の方が、退職をしてストレスを感じていない人よりも長生きする傾向がわかった

「前向きな心構えや自分の感情に敏感であることも長生きに影響する」

(ホワード・フリードマン)

【私たちが普段しないような動きをした方がいい理由】

私たちの動き方や体型のコントロールの仕方は、
顔の表情や身振りとともに気分や認知行動を変える

「ヨガ、太極拳、気功はリラックス反応を引き出す。適切なストレッチで感情ストレスも解消できる」

(身体化認知理論)

【幸せになりたかったら、物事をポジティブに受け入れるマインドセットが必要!?】

幸福とは経験の客観的蓄積物ではなく、
何を記憶するかにかかっている

「いくら良い経験をしても、それをどう認知するか」

(ダニエル・カーネマン)

【パートナーシップを継続できるかは相手に“向き合う”ことができるかどうか】

40年以上続いているカップルを対象とした研究では、6年後に離婚したカップルにとって向き合う反応は全体の33%の割合の一方、婚姻関係を継続するカップルは87%が向き合うと回答した

(ジョン・ゴットマン)

【私たちの結果を出したい、成功したいという思いには終わりがない】 私たちの欲求は、生理的欲求と心理社会的欲求の2つに分けることができる 社会的欲求・承認欲求・自己実現を含む、 心理社会的欲求を満たそうとすればするほどますます大きくなってしまう (デイビッド・マクレランド)