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2022年 私的邦楽ベストソング

2022年に年リリースされた邦楽から、印象に残る10曲を選びました。

00. ANORAK! - 下北沢

エモリバイバルなバンドの最右翼の一曲。
ツボを押さえた展開の妙、アルバムを通して聴きごたえあり。

01. Sugar House - So Bad

前奏は夏休みの朝のワクワクした感じ。
嫌なことだって爽やかに連れ去ってくれるような音像。

02. I Saw You Yesterday - Dye It Gray

残響が増幅させる懐かしさ。
90年代の空気というか。

03. ART-SCHOOL - Just Kids

シンプルなで的確なアレンジの中、全面に躍り出たギターの音色が響きわたり心を貫く。
子供みたいにはしゃぎたくなる一曲。

04. downt - minamisenju

真夏の草いきれの熱気にむせかえるような感覚で、エモーショナルなこの曲を聴く。
モヤモヤした猶予期間がいつかは終わると悟りながら彷徨う若者の気分で。

05. くだらない1日 - やるせない

聴く者の感情を清々しく、そして美しくこじ開ける攻撃力のある音がザスザスザスと降り注ぐ。
生き急いでいるかのような性急な展開に落ち着いていく心。
ミュージックビデオも必見。

06. JYOCHO - 碧に成れたら

それぞれの楽器がそれぞれ粒だってキラキラ聴こえるバンドは少ないような気がする。
やさしく透明なボーカルがそれらを上手くまとめている。

07. predawn - ocean is another name for grief

音楽のまわりに漂う大らかな空気。
何もかもを許してくれそうな。

08. SO-SO - Error Sound

ビートボックスのサウンドのみで楽曲を生み出す音楽プロデューサーSO-SO。
退廃的かつ緊迫感のある一曲。

09. クレナズム - ふたりの傷跡

時代に逆らうかのような1分を超える感情的なイントロ。
傷跡をえぐるようにかき鳴らされるギターと、それを癒すかのようなあたたかなボーカル。

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