見出し画像

指のこわばりについて

関節のこわばりやリブフレアをとった話に出てきたディエンチャングッズは、これです。

関節が曲がったまま伸ばしきれない状態になったのを「拘縮」といいます。
拘縮が起きる前、関節の周りがむくみます。それが続いて冷えた状態が極まると拘縮が始まる。だから、拘縮が出るむくみの段階でむくみと冷えをとってあげると拘縮の予防になる。

という論文を昔読んだのを思い出して、ふと、自分の指のこわばりに応用できないか、と思って使ってみたらうまくいった、というわけです。

指の筋肉は手のひら側、甲側にあります。手のひら側の筋肉は縮む動きのほうが圧倒的に多い。ものを掴み複雑な作業をするからです。
そして、手には肺や心臓、大腸、小腸、三焦など循環器系、呼吸器系、消化器系に関係する経絡が通っている。だから、前腕は自律神経のコンディションをみる一つの指標になります。

こわばりが出ている時は、その場所を少しだけ重点的にやりますが、症状が少しよくなりはじめたら腕全体もやるようにする。毎日のセルフケアに5~10分取り入れるだけで再発の予防になります。


いいなと思ったら応援しよう!