
24時間稼働の尊さ
私は23歳以来、取材の仕事に携わる。現在55歳。その取材対象には、「24時間」動き続ける組織も多くあった。
食品スーパーや牛丼屋、石油コンビナート、ガソリンスタンド、高速道路のSA、宿泊施設、食品工場、コンビニ、造船所、港湾施設、大病をした私が今も世話になっている大病院。
考えてみると、まだまだある。
警察や消防もそう。
自衛隊も海保もそう。
大手のメディアもそう。夜勤の記者が必ずいて、大地震や事件事故への警戒を怠らない。
コンビニや食品工場には、アジアから日本にやって来た外国人が多く働いている。
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福岡市のベッドタウン(もう死語か)、春日市に住み続け、「夜中も頑張っているな」と思う施設の一つに、新幹線の車両基地がある。

JR西日本の「山陽新幹線統括本部 博多総合車両所」。夜中に、ここの灯りを見ると、私自身、大いに元気づけられる。わが国が世界に誇る山陽新幹線を「ここが支えている」と。
先ほども、道路沿いから、電源を落としたN700Aの姿が見えた。先頭車両は施設内に入っていたので、撮影はできず。
長引く景気低迷や働き方改革などにより、「24時間営業」の在り方が根本から見直されている。
24時間開いているスーパーやファーストフードもだいぶ減った。
昼夜を問わず動き続ける、決して止まることがない組織が国民生活を豊かにし、わが国を守る。
心から尊敬します。いつもありがとうございます。