発達障害×反芻
あくまで個人の経験・考えです。
全ての発達障害の人に当てはまる内容ではありません。
参考までに、今の自分の障害は、服薬していれば正職員として働くことができ独居も可能な状態です。
受けている診断名は自閉症スペクトラム(ASD)です。
自分の困りごとは、「思い出し怒り」を反芻してしまうことです。
同僚や部下のちょっとした言動に過敏に反応して怒りを抱くことがあります。
その場ではちょっと違和感を感じる程度だったはずなのに、後になって怒りが沸いてきてしまいます。
そして、他のことに意識を向けるようにしているのですが、反芻してしまっていることがあります。
怒りは反芻すると膨れ上がってしまうらしいのですが、気付いたら考えてしまっています。
そのことについて考えたい気持ちが強いようです。
程度が大きいときは、薬(リスペリドン)を増量すると落ち着きます。
最近は対人場面で、「ここで言い返さないと、後で怒りが沸いてきてしまう」と焦るようになってきました。
ただ、独居生活だったときと比べると、帰宅してから反芻してしまうことは減ったと思います。
自分の場合は、家族がいると、自分の心の中のこと以外に目が向きやすくなるのかもしれません。
ペットを迎えることも検討中です。
発達障害当事者やそのご家族、支援者の方にとって何かヒントになれば幸いです。
ご質問などあればコメントをください。