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空に光るうさぎさん②

みなさま、明けまして おめでとうございます。
2025年が始まりました。
皆様にとって、実り多い一年となりますように。

昨年も穏やかな年明けでしたが、今年の元日も、
よく晴れて、美しい朝でした。

夕焼も綺麗でしたし、
夜空の星もキラキラしてました。

で、前回に引き続き、昨年来抱えてきた私の課題、
何が問題だったのか、についての話ですが、
タイトルの謎?についてもお話ししようと思います。

私事ですが、昨年11月末に家移りをして、我が家の近くの
老人ホームに暮らすことになった、私の母。
全くもって認知症です。
1日は、昼前にホームに迎えに行き、
一緒に氏神様に初詣に行き、「よろしくお願いします」と
ご挨拶させていただきました。
帰省した子どもたちと、ウチでおせちを食べて
少しは、お正月らしく過ごしてもらった、と
私としては、自己満足できました。
が、
残念なことに 母の認知症は確実に進んでいて、
日付もわからない、新年?そうなの・・季節もわからない、
私以外は、たとえ孫でさえも 認識できない・・・
おせち?ってなに??だけどバクバク食べるわ食べるわ。
正月だろうが、いつだろうが、何でもいい感じ・・ですかねー
それでも、
基本、行儀のいい人なんで、我儘は言わないし、
ちんと座ってニコニコして、孫に「お世話様でした。」と言ってました。

食べたら すぐホームに帰る、と いうことで、
自分のお部屋が、なにしろ落ち着くようです・・
バタバタと送り届け、入浴させて、着替えを手伝うと
元旦から めまいしたわ!
そんなこんなで、今更ながら
母の順応性の高さに、ひたすら感服する。

それもこれも、母が生きている、ことの証。
自分ではわかってないけれど、不自由で大変な状況にある。
その人生に懸命に向き合っているということ。
これだけは、間違いない事なので、
その命の真摯さ、に感謝しつつ
有難く振り回されることにする。今年もヨロシク。

現実を受け入れ、できることをしよう、
できないことは、できないのだから。
そう学んだわけだし、
悩むのは、もう卒業した はずなんですが、
時折、自分が大間違いをしている気がして
また不安になったりもするんです・・

行ったり来たりなんですが、
なんとか前に進まないといけないので、

どんなふうに事実を理解し
どう行動したら
母も自分も、家族も 大切にできるだろうか?

②受け容れる

とにもかくにも、出来上がった現実を受け容れる。
「まっいいか」

一昨年の、両親の介護事故発生から、昨年父が亡くなるまでの日々を
私は、辛い現実である、と感じていたし、
文句と愚痴しかなかったのですが、よく考えてみると
文句言ってもしょうがないんですよね。
専ら、父から私への憤懣に対して、怒り返して、怒り収まらず
どよーんとした、自分自身が発する空気に抑え込まれていました。

それでも、実際は、
何かの力で サイクルを回してもらって
おっそーい歩みですが
振り返れば、コロナにもかからず、
誰かに、何かに、助けてもらいながら、
ここまで来れたんですね。
前稿の①捨てる  で、
父母のモノを捨てるってことが難しい、罪悪感に苛まれる、と
書きましたが、
捨てるとき、捨てるべき時には、
現状とモノとの関係が、不自然であることが多いと思います。
捨てて、一息ついて、前に進むという感じでしょうか。

「お陰様で」「ありがとう」
「なんとかなる」
「まっいいか」
ところどころで、謝りまくりながらでしたけど、
ま、いいじゃん。
それも、ワタシらしくていい!そうだそうだ。
自分で◎💮付けたらいいので。

一瞬一瞬は、立ち止まらないで過ぎていくのだから
だいたい 行くべき方に行っている のではないでしょうか?
皆さま、私などよりしっかりされてますから、
何も心配する必要なし、大丈夫だと思います。

何かにぶち当たることがあっても、乗り越えたらいいだけ。

教訓でも何でもありませんね、当たり前のことでした。
私は、還暦になって、当たり前のことが、やっとわかったんですよ。
失礼しました。

空に光るウサギさん、について

この頃、夕暮れ時に歩いていると、西の空に金星が見えますね。
数日前は、三日月と金星の輝きが、とても綺麗でした。
これまでも
ずーっと金星は見えていたんですが、

歳をとって、光がまぶしく感じるせいなのか、
最近、
金星が、光る丸ではなくて、ホントに星型に光ってるように
それも、びよーんとウサギさんお耳みたいに、
きらっと光が大きく伸びて、きらめいて見えるんです。
私の目が悪いのかもしれませんが、
「まっいいか」
綺麗だ、と思って楽しんでいます。

なんともしょーもないオチで、すみませんでした!!

週末には、最強の雪雲がやって来るそうですから、
みなさまどうぞ暖かくしてお過ごしください。

ありがとうございました。
おさんぽでした。