ストレングスファインダーで生活の質を高める
先日、ストレングスファインダーの本を買い、自分の性格診断を行いました。結果が出たときには「へ~、そうだったのか。」という自己満足で終わりましたが、日々過ごす上でとても役に立つなと感じたので、そのことについて書きたいと思います。
・自分を見つめることで不満の理由を知る
私の職場には不平不満を言葉に出したり、あからさまな態度を示す同僚がおり、「なんか苦手なんだよな」と感じていました。本人との仲が悪くはなく、私が攻撃を受けているわけではないのですが、なかなか受け入れられない。そんな状況が続いていました。なぜ不快に思うのかロジカルな思考で考えたりもしましたが、どうしても理由が見つかりませんでした。
そんなときにストレングスファインダーで導き出された私の性格が「ポジティブ」だということ。おそらくポジティブな性格がゆえに、このようなネガティブな態度をとることが受け入れられなかったのだと思います。そう考えると、こんなことを感じてしまう自分が悪いのだろうか?と悩むこともなくなり、心が軽くなりました。
「複雑に考えることなどない。私の性格がポジティブだから。」このことを頭に入れるだけで、気分がモヤモヤしたときに「なぜ?」と考えるエネルギーを消費せずにすみます。自分の性格を理解することによって、毎日をよりラクに生きることができるという新しい発見を得ることが出来ました。
・達成した後の余韻が無いのはおかしい?
私は昔から何か努力して成し遂げても余韻に浸ることなく、次のことを始めてしまう人間でした。たとえば大学受験で合格したり企業から内定をもらったときも、一時的に「やったー、嬉しい!」という感情は起きるのですが、あっさりしていたように思います。なんでこんなに淡白なんだろう、私って少しおかしいのでは?と悩むときもありました。
今回のストレングスファインダーで私には「達成欲」が強いという診断が出ました。これは常に達成感を欲しており、達成しても大きな達成感を得ること無く、次の達成欲を満たすために行動を起こす性格のようです。沸き上がる達成欲のために自分は惜しみなく行動を起こすタイプのようで、たしかに過去の自分の行動を振り返っても当てはまります。
達成欲が高いということは努力を続けられるという良い面もありますが、悪い面もあります。振り返りをすることなく続け、満足してしまうので上手くいけばいいのですが、悪い状況になっている場合も(ポジティブだから)気づかずに続けてしまう。そんな欠点があるのではないか?と感じました。振り返ってみたり、他人に評価してもらう時間をつくったりして気を付けていかなければなりませんね。
このように自分の性格を知るということは就活や転職活動で活きるだけではなく、日常の行動パターンや人間関係を理解するヒントにもなるんだなと感じました。そして就活でやったことのある自己分析も、時間が経ってからまたやってみると新しい発見があると思います。仕事を楽しむためにも、より良い生活を送るためにも、自己分析はとても役に立つなと再確認しました。