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ryokan1123
読書「相手を変える習慣力②」~存在と可能性を認める~
今回は「相手を変える習慣力」を読んだ感想をアウトプットします。
私は部下とのコミュニケーションに課題を抱えています。
その打開策となればと思い、本書を手に取りました。
Chapter 2では内発的モチベーションアップに必要な相手の潜在的意識にはたらきかけることについて述べられていました。
・目的や問題解決させるためには気づきが必要
ほとんどの人が自分のなかの本当のことを分かっていないと述べられています。そうした本当のことを気づかせてあげるメンタルコーチが問題解決や目標設定において大切である。「気づき≒意識」は潜在意識が突き上げられて得られるもので、潜在意識への働きかけるコーチングが必要と書かれています。
・相手の状態でなく、存在や価値を認めてあげる
相手の潜在意識に働きかけるためには相手と深い関係を築くことが必要と書かれています。そのなかで、(立場や一時的な状況など)相手の状態でなく、相手の可能性や存在、価値を認めることが大切と述べられています。相手の心を開き、潜在意識に問いかけるためにはこうした相手への向き合い方が重要です。
目の前の人を信じてあげることが人を勇気づけ、内発的モチベーションのアップにつながると書かれています。
~終わりに~
自分のなかの本当のことを知ることってなかなかできないですね。潜在的意識を意識に突き上げるノウハウを知るためにも「自分を変える習慣力」を読んでみたいと思いました。
相手を変えるためには認めてあげ、内発的モチベーションに働きかける。これって北風と太陽に似ているなと思いました。この童話にもあるとおり、そうした働きかけが大切と感じます。