当時のメンバー・新しいメンバー〜たなまち農園日誌 20191118~20191128〜
11月21日
「僕にも何かできることはありませんか。」
と、大学研究室の後輩が手伝いに来てくれることになった。
新しいメンバーだ。
1週間前に畑を見学にきてから、畑に来たいと思ってくれていたようだ。
ホウレンソウの播種をした。
間に合うかな。
おおきくなあれ。
11月26日
僕が大手有機野菜の宅配会社、「(株)大地を守る会」(現・オイシックス・ラ・大地株式会社)の同期当時のメンバーの畑を見に行ってきた。
というのが、その友人の子はレンコン農家の旦那さんと結婚したのだ。
初めてレンコン掘りを体験したのだが、数ある品目の中でも、レンコンの農作業はかなり大変。尊敬の念。
レンコン堀りは、れんこんひとつひとつ見えない地下部の想像しながら掘り上げる、職人技、といった感じだ。
素人には到底できない。オートメーション化も難しいのだろうと感じた。
夫婦で農業する形も見させていただいた。
なにより、元気な友人を見れて、本当に嬉しかった。
楽しいこともつらいことも、一緒にがんばっていこう!
11月28日
霜里農場にご挨拶。
奥さんの弟と一緒に。
霜里農場を卒業してから、ちょうど1年くらいが経った。
いつものように、ご夫妻の美登さんと友子さんが迎えてくださった。
今までとは変わらない安心感があった。
けれど、畑は台風が残した傷跡が、今でも残っていた。
作業はサトイモ堀りが中心。
そして玉ねぎの補植作業を行った。
家に帰って気づいたら、畑の写真は1枚も撮ってなかった。
写真を撮っておけばよかったと思うのだけれど、
僕にとっては、1年間も住み込みで勉強させてもらって、
そこは故郷のひとつで、もう僕の一部で。
わざわざ自宅の写真を撮ることもないように。
研修生の子もしっかりがんばっていた。
奥さんの弟にも、丁寧に説明してくれた。
最後に、美登さんから弟に熱い言葉が送られた。
僕の方も、熱くなってしまった。
外はすっかり寒くなってきたね。