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32年の憂鬱
1992年3月、まだ18歳だった頃の話。
4月から大学生になる前に車の免許代を稼ぐために短期バイトをしていた。週休1日。短期だからと言う事で、百貨店の短期バイトを3月の1ヶ月みっちりやった。
ただ、そこまで働いたことがなかった為にギックリ腰をやってしまった。
でも、次の日になれば痛みもなかったので、休む事もなくそのまま短期バイトを終えた。
大学の通学による電車の乗り換えで駅の階段を上がろうとしたら、腰から左足が今までにない痛みが出た。
こんな痛みは人生で初めてだった。。
さすがに整形外科に行き、レントゲンを撮った結果、背骨がものすごく曲がっていた。。
「こんなに曲がっているから神経が当たって痛みが出てるんです。治りません。」18歳で治りませんは人生の終わりすら思ったくらいだ。。
こんな痛みを一生付き合っていかねばならないのかと思った。
結局、車の免許どころじゃなくなった。
腰痛治療に費やす日々となった大学生活は辛かった。。
そして、学校帰りに整形外科に寄り、重しをつけた「けん引治療」が始まったが、全然効いている感じがしなかった。。
更に医者から「適度な運動もやるように」と言われたものの、何をしても痛い身体に運動なんかできるわけねぇだろと思ってやらなかった。いや、出来なかった。。
自転車乗って駅まで行き、トータル2時間の通学は何にも出来なかった。
サークルも非公認だったけどソフトボールのサークルを同級生が作ると言ってたので参加したかったが、こんな身体では無理だったので、歴史研究会という周りに誘われてきょうみもないのに入会してしまった。。
全然自分の思惑とは違った道に進んでしまった32年前の話だ。
腰痛は全然治らなかった。。とにかく身体が辛かった。
そんな奴がこの先、ランニングするとは誰もこの時は思わなかったし、自分すら思ってない。
まぁ、自分の記しの意味を込めて書いておくのもいいだろうと。この歳になると思うんです。