悔しがりの人生
とにかく自分はヒトの何倍もの「悔しがる」性格なのであって・・・子どもの頃なんて親が大変だったんじゃないかなぁと思うことがある。。
今でさえ、48歳のおっちゃん(自分のことです)がランニングで公園で見知らぬ誰かに抜かれると・・・「クソぉ〜〜!!」ってなって抜き返しに掛かることがあり・・・向こうは今さっき、ランニング開始したばかり・・・俺はもう13kmくらいランニングしているわけで条件がバラバラでも・・・抜かれると抜き返したくなる。。
あ、今日はそこは抑えましたよ(笑)
なんでそうなのか。。。
小学3年生の時、町内のソフトボールチームに所属しており、ポッチャリ体型ってこともあった。
そのソフトボールチームで毎年恒例の12月31日の夜22時半に集合して3.5km先の神社に行き「初詣」をするというものがあった。
俺は小学3年生の時に参加したのだけど・・・とにかく走るのがその時、学校でもビリ2,3くらい遅かった。。
当然ながらその「初詣マラソン」はビリだった。。(もう40年前の話だけど。)
ビリになりながらも完走はして、真夜中に帰宅した。(もう元旦だよね要するに)
親は子供がそんな遅い時間まで起きていることもあって、心配して起きて待っててくれた。
「お腹すいたでしょ?カレー食べる?」(お袋)と言って、作り置きしていた「カレーを温めてくれた。夜中の2時とか2時半だと思った。
そして、俺はそのカレーを食いながら、何だかわからないが。。。涙が出て来てしまった。。
ビリだったことが悔しかったんだろう。。。カレーを食いながら更に悔しさが増して等々、号泣してしまった。。しまいには、まだ幼い弟から「うるさいなぁ〜寝れないだろ〜」と言われると更に泣きはもう止まらない。。。
唖然とする親。。
翌年は自分が膝を痛めたので走ることが出来ず、その次の年は「親父」が同行して走ってくれた。
相変わらずに遅かったものの・・・ちゃんと完走出来たし、ビリにもならなかった。
このことから、自分は悔しがるくらいなら事前に練習なり、やれるべき事をやってそれでもダメなら仕方ないという性格になったのだと思う。
だから、時には人に厳しい事を言ってしまうことがあります。。
先日も「東京マラソン2021」を完走できずにタイムアップで終わってしまった知り合いがいた。応援ナビで応援していたのだけど。
翌日、「完走できなかったね。」と俺がその人に言った。
「だって!・・・・」と言い訳してきた。。
「言い訳するくらいなら、なんで練習しておかなかったんだよ!練習してたのか?言い訳なんかするんじゃねぇよ」と思わず言ってしまった。。。
その前の週にその彼とは10kmレースの大会に一緒に出場するも4kmで歩いていたくらいだった。。それで42.195kmは厳しいなと。。フルマラソンをナメているなと思った。
俺の言葉が効いたのかどうかはわからないが・・・あれからその人は毎週10km土日の2日はランニングしているらしい。
俺だって苦い経験しているからこそ、そういうこと言えるわけで。
自分にも厳しく色々とやって行かないといけない。
だから、あの小学3年生のポッチャリした自分が何の練習もせずに3.5kmも走れずにビリになって、真夜中にカレーを食べながら号泣したことは一生忘れられないのだ。。
あの思いがあるから、自分はランニングの練習をしたり、事前に調べることは調べたりするようになったのだ。