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アダルトチルドレンと気づいてから

「渡部先輩はおばあちゃんがきらいなの?」
〜中略〜
「ばあちゃんしかいない俺がきらいなんだ」

「あと少し、もう少し」瀬尾まいこ (株)新潮社2015

自分がアダルトチルドレンの状態にあるとわかってから頭が忙しい。まず

ネガティブが止まらない

人と違う生き方をしてきてしまった。
取り戻すことはもはや不可能。
だからあの時もあの時もうまくいかなかったのだ。人とは違っていたのだ。
今した小さな失敗も他の人ならしないのだろう。
個性じゃない。欠陥なのでは?
目の前の人と同じようにこれからもできない。
自信という武器はもうない。
この環境で育ってしまった自分が憎い。。
。。。エンドレスネガティブ。沼。
ネガティブに疲れて眠る、起きて多少軽くなったと感じる。日中ネガティブに苛まれて疲労積む。眠る。繰り返す。

ちょっと待て落ち着け。

援助者である時、対象の子どもに「欠陥がある」と思ったことはない。
「背負わなくてもいい荷物を持たされてしまった」とは思ったかも知れないが。

伝えていた言葉を今自分に。

「あなたは悪くないよ。」

次回

•気がつかなくてもよかったのでは?
•カウンセリングは必要?

追記

あと少し、もう少しの渡部くん、同著者「その扉をたたく音」(集英社2023)で大人になっても再登場してました。嬉。

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