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5歳、なんでなんで星人=物理学者

公園までの道すがら、お散歩していた時のことです。あるお宅の掘り込み式の車庫に入って、息子が大声を出しました。

「あー♪( ´θ`)  わーo(^▽^)o」

勝手によそ様の敷地に入ってはいけないよ!と注意しようと思った私よりも先に、息子が弾んだ声で言ったのです。

「音が跳ね返ってくるよ‼️」

すごい!自分で発した声が壁に当たって返ってきた、つまり『音が反響する』ということを息子は自らの行動で発見し、それをきれいに言葉で表現し伝えることができている!

目には見えないが、確かに音は空気を振動させる波として壁や物に当たると進行方向が変わる。反響なんて言葉を知らない子どもの方が、それを身体で感じとり端的に表現できる。私は感動して、叱るつもりだったことを一瞬忘れていました。

5歳頃の子どもの多くは、なんでなんで星人です。いろいろな不思議に出会い、なんでだろうと目を輝かせています。

でも、その全てに答えるのは大人にも難しいですよね。分からない時は一緒に調べてみるのも良いし、無理に知ろうとせずとも、面白い素敵なことに気付いたね、不思議だね〜って共感するだけでも子どもは満足気に次の不思議を見つけに行きます。

この車庫での発見から数日後、またまた息子は面白いことに気付きました。お風呂に入っていた時のことです。

「お風呂の壁に付いている水は、なんで下に流れていくの?でも、1つずつだと流れていかないでくっついてるよね?」

なんでそんな所が気になるんだ?と思ってしまいますが、5歳児にはとっても不思議で面白いことのようです。でも、私には5歳児に分かるように重力や表面張力について説明するのは無理なので、どうやらこの世界には色々な力があってそうなっているんだろうね…みたいな説明しかできず😅面白いことに気が付いたね〜って褒めて、一緒に水を流したりして観察して過ごしました。

息子のなんで?の内容…音の反響も、水の流れも、不思議だなぁって思うことには物理学的な自然の摂理のようなことが挙げられることがしばしばあります。もしかしたら、この子は物理学者にでもなるのか?天才なのか?と親バカながら、いろいろな不思議に気付き、それを言葉で上手く表現していく息子に感心している母でありました。

子どもの気付く力、物事を見抜く力はすごいです。その気付きに共感し、気付いたという事実を褒めることで、自己肯定感を育んでいけたら素敵だと思っています。


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