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鞍の手入れ

乗馬クラブにいた時は、馬装から何からすべておまかせ状態だったので、自分の鞍なのに注意を払うことがなかった。正直、どんな鞍の状態が良い状態なのかもわからないで乗っている。以前から、指導を受ける際、何度も鞍に油を塗った方が良いと言われ、とりあえず最初は師匠が買ってくれた固形の油を塗っていた。言われるたびに、塗っても再度言われるので一人悩んでいたら、自馬をお持ちの方がちょうど鞍に油を塗り終わるところだったので、見学させてもらい、色々質問させてもらった。

この方の鞍はもう何十年と使っているそうだが、触らせてもらうととても柔らかい。託革(たっかく)は、馬装のたびに腹帯を締めるのに使うので、穴のあたりが乾いていると損傷しやすいが、この方の託革は滑らかだったし、シワがない感じ。

この方から、液体の刷毛がついた油を購入し、油が浮いてくるくらい塗ると良いと教えてもらい、実際そのように塗ったつもりだった。が、またまた指摘を受けて、週末で時間に余裕のある今日、何重にも塗ってみたのが上の写真。

裏にも塗るようにと言われて塗ったみたが、なかなか塗りにくくて、うまく塗れているかはわからない。ひっくり返して塗るのかなぁ。

油を塗るとキュロット(乗馬用のズボン)が汚れるとも教えてもらったので、明日は古いキュロットを履いて行くつもり。

ところで

全く関係ないが、今まで、ひさしの下なのに、鳥の糞のような白い点がたくさんあって、洗っても洗っても下の写真のようになるので、どうしてだろうとずっと思っていた。これ、実は蜘蛛のフンだった。

益虫だから、蜘蛛が巣をかけても、時に芸術的だったりして、壊すのが忍びないこともあり、基本、そのままにしているのだが、フンと知ると、なんかなぁ。「巣お断り」とでも貼り出したいところだが、『シャーロットのおくりもの』という本を小さい時に読み、さらにその昔アニメの映画も観て好きだったから、どうも蜘蛛を悪者にはできなくて。

実写版というかアニメではない映画も2006年に公開されている。私が観たのは時代を感じるアニメ映画の方だった(1973年のもの)。

思えば最初に読んだ洋書もこの本だったと思う。シャーロットが単語を選ぶ場面が好きで、今の私の仕事に多少繋がっている気がする。

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