いったい何足の草鞋(わらじ)を履けば、ふつうの生活ができるのだろう
シングルになる前(金銭的ハラスメントをうけていたものの)それでも自分のお給与は、そこそこ自由に使えていたあの環境が、自由だったのだな〜と、今さらながらに思ったりします。
現在、携わらせていただいている、フルリモートのお仕事だけでは、お金の心配が出てきたので、某ファストフード店でアルバイトをはじめました。
それが、めっちゃつらい。
いろいろつらいけど、まず夜の時間帯に働くのがつらい。
中年の体に夜更かしは、堪える。
翌日はすっきり過ごせない。
回復に時間がかかる。
本業のデスクワークに、アルバイトの立ち仕事と、寝不足という要因が重なり、おばさんは早速、ぎっくり腰になりました。
二大つらいのもう一つは、
夜帯のメンバーが、わたし以外全員「大学生」・・・ということ。
初日に、
「え?大人ってひとりもいないんですか?」って訊いちゃったくらいびっくりでした。
そんなぬるくて大丈夫そ?
いよいよ始まった、二足のわらじ生活。
アルバイトをはじめてから、考えさせられることばかり。
わたしもおとなになったものだよ。
みんな昔は若者だった。
そのむかし、わたしも大学生だった。
大学生は、まだほんとうの意味で、社会には出ていないのだから、当たり前の当たり前田ですが・・・
学生にお仕事を教えてもらっていると、
おい、なめてんのか?と思うようなことばかり。笑
教え方は・・・仕方ないよね。
わたしも大学生なら、20歳年上の大人にレクチャーするのは、
はっきり言ってきつい、ドギマギするだろし。
だからって、
「これはこうやって、こんな感じで、適当でいいっす」ばかりだとこちらもほんとにそれでいいのか?と不安になる。
態度とか、発言とか・・・諸々気になってしまう大学生のあれこれ。
たかが学生アルバイト、されどアルバイト。
わたしも、世の大人のひとりとして、その舐め腐ったところを注意してあげたりもできなくはないけど。
それをしたところで、学生たちが社会人になって自身で気づいて、学ぶべきことだと思うので、とりあえず、黙って見守るスタイルでいます。
ぺーぺーだから、言える身分じゃないし。
これって無責任な大人なのかな?と、時々疑問も浮かぶんだけど。
学生たちも、わたしが来るまでは、自由気ままにサークル気分でいたのに、いきなり40歳のおばさんが来て、煙たいんだろうから。
ただのアルバイトおばさんに徹するのが平和。
ぎっくり腰になってしまって、2週間ほどお休みさせてもらっていましたが、今週末からまたがんばります。
制服は似合わないし。そもそもキャラじゃないし、向いてなさそうな上に、体もつらいので、今すぐやめたいのが本音だけど、母ちゃんがんばらねば。
貧乏暇なしって、こういうことなんだな。