「あなたに学校が合わなかったのね。学校を替えてもいいよ」(世界の子育て、保育を知る旅 著:久保田修平・久保田友美)
先日から、のんびり読んでいる本は いろいろな国、文化、スタイル、方針の教育について紹介してくれている書籍です。
ヨーロッパの教育は かなり進んでいるようですね。
私は、アメリカで語学学校、コミュニティカレッジ、州立大学で教育を受けてきて、アメリカの高等教育も 頑張る人には すごくいいなと思いました。
初等教育についてはわからないのですが、おそらくヨーロッパは 初等教育から とても質が高いようですね。
アメリカもそうでしたが、海外では、home schoolingが 選択肢のひとつとして 確立しています。
日本では まだまだそれほどではないですね。
軍事的な学校教育のシステムが 一般的です。
ハンガリーでの不登校の対応
ハンガリーでは「あなたに学校が合わなかったのね。学校を替えてもいいよ」というように言葉がけをするそうです。
つまり「あなたが合わなかったのではなく、学校があなたに合わなかっただけなのだ」という考えで子供に接するそうです。
と 久保田さんがご紹介してくださっています。
これは、すごく大事だけど あまりできていない対応方法かもしれません。
不登校を選択した子供が 「問題児」だとしないこと。
学校になじめない子供が 「悪い」としないこと。
つまり・・・
なはら姉さんが 学校を好きになれないことが 悪いのではない。
なはら姉さんが 学校に行きたいと思えないことが 問題なのではない。
なはら姉さんを しかる必要はない。
なはら姉さんが 学校に行きたがらないことを 私も責任を感じる必要がない。
なはら姉さんが 好きになれる学校ではない。
なはら姉さんが 行きたいと思える学校方針ではない。
なはら姉さんが イキイキと輝ける場所ではない。
それだけ。
今 通っている学校は たまたま住むことになった地域にある学校なだけ。
彼女が選んだ学校じゃない。
日本の教育システムも 彼女が決めたわけじゃない。
日本人の私と 少しcrazyなアメリカ人の父を持ち、アメリカ、カナダで生活をしてきたなはら姉さんに、日本の「普通教育」があわないのは 当たり前なのかな。
日本人の両親を持ち、ずっと日本で生まれて、日本で育った私が日本の「普通教育」を 問題なく 普通に受けられたこととは やっぱり 違う次元なのかな・・・
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