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【読書感想】リーダーを目醒めさせるKILLER QUESTION(著:林友香)
先日、お友達から送られてきたレンタルブックはこれでした。
KILLER QUESTIONというのは 殺す質問というのではなく 「鋭くて 賢い質問」という感じですね。
まさにコーチングや 教育、子育ての場面で そういうkiller questionが投げかけられたら かっこいいですよね。
これは 会社のような組織のリーダー核のためのコーチング/コミュニケーションの本です。
でも この本を読んでみたら 親子の関係で 親がリーダーのような役割を担うものなのだとすごく考えさせられました。
「ほ~~~」と考えさせられた特に大きな3つのポイントをここに書き残しておきたいと思います。
①「より良い人間関係を築く力」すなわち、コミュニケーション力
この本では リーダーとしてのコミュニケーションについて書いてあります。
コミュニケーション力が 「より良い人間関係を築く力」だと定義されていて 確かにそうだ~と思いました。
コミュニケーション能力が上がれば 周りの人たちとの関係がよりよくなるんですね。
周りの人たちとの豊かな関係が 幸せの源だといわれています。
つまり 幸せな生活を過ごすためには 高いコミュニケーション能力を持って よりよい人間関係を築くことが 大きな鍵だということですね。
子供に高いコミュニケーション能力を持ってほしいと親が願うのは、そこですね。
人間は一人で生きているのではなく、いろいろな人との関係を持ちながら生きています。
人間関係って難しいですが、そこがある程度うまくいくといいなと思うのですよね。
② 「あなた以上に活躍してもらうこと」
リーダーは メンバーに自分以上に活躍してもらうようにするといいと この本に書いてありました。
リーダーが 自分で 子供が メンバーだと置き換えることができると思うのですが
自分以上に 子供に成功してもらうことを 子供を持った当時は考えていませんでした。
当たり前ですが自分のほうが年上だし 経験もあるということで 子供のほうが 私の後を追いかけてくる、という感覚でいました。
でも 今の子供たちは 今の時代を生きていて 私の育った環境とは違います。
そして 私の経験や教育を伝えることで 近道をしてもらい 大人になるころには 私よりも先を進んでいるようにしてもらえたらいいですよね。
今 我が家の長女が 自由登校をして選択的に学校を利用していますが
そんな選択も私には出来なかったことで ある意味 すでに彼女は私よりも先を行っています。
大人になってから 自分で生計を立てる、ということになったときに どうなるかは まだわかりません。
でも そこに不安ばかりを抱えるのではなく いろいろな可能性を考えていこうと思っています。
「しつけ」とか 「子育て」とかという観点ではなく 「彼女の基準の成功のために 私がどうお手伝いができるか」と考えるようにしようと思ったら なんだか 気持ちが楽になりました。
今まで「子供をしつけてやろう!」みたいに思っていたんだと思います。
③ 言葉には「表言葉」と「裏言葉」がある
発する言葉には 表向きに表現される意味だけではなく 裏の「意図」があるということですね。
これは とても深いことだなと思いました。
私には 「裏の意図」というよりは 「心の奥の意図」という表現のほうがわかりやすいかなと思いました。
そして 子供との対話のときに これを覚えておきたいなと思いました。
子供も含めて 私たちは思っていることを そのまま言葉に表現しているわけではないですよね。
「この間 自分で ○○○するって言ったじゃん!自分で約束したんだから 約束守ってよ!」
みたいなやり取りが 親子で繰り広げられることがあるかと思います。
その「○○○する」という約束が 子供の口から出てきた言葉だったとしても もしかしたら その約束は「お母さんが怒るから とりあえず約束しておいた」や 「お母さんを喜ばせるために 頑張って約束した」という心の奥の意図があったりしたのかもしれません。
そういうことを考えながら 相手の言葉を受け取れば 耳に入ってくる言葉を正確に理解できるようになるのではないかと考えました。
不登校の子供がいう「学校に行きたくない」にも どんな心の奥の意図があるのか・・・
それぞれ違うと思いますが きっと何かがあるのではないかなと思います。
子供自身にも その「何か」がわからない場合もあるだろうと思います。
でも そこに「何かがある」という認識があるか、ないかで こちらの対応がだいぶ違うと思うのです。
コミュニケーションの8割は 非言語だといいますしね。
今回の書籍は こちらでした。
ぴんと来た方は ぜひ読んでみてください!
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