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台湾駐妻|中国語0の子ども2人を現地公立小学校に入れてみて1ヶ月。

こんばんは。ままどん@台湾です。
(台湾では、◯を✔︎と書くので、全部バツかと思う。)

子連れで駐在に行くことになったパパ・ママの一番の懸念は、
【子どもの学校どうすんだゴルァ!問題】
が待ち構えている。

我が家も例に漏れず、駐在で一番気を揉んだのが、【子どもの学校問題】である。

どーやって決めたの?手続きは?とか現地校スケジュールとか、費用とか、どーなってんねん!
については、いつか詳しく書こうと思う
けど、今日は、率直な経過観察と、子供及び母的な感想を綴っていきたいと思う。


台湾の小学校はどんな種類があんねん

台湾の小学校は、ありがたいことに、大きく4つの選択肢がある。
(一般的な選択肢順に並べてみる。)

  • 日本人学校

  • インターナショナルスクール

  • 現地私立校

  • 現地公立校

王道は、日本人学校に入れて、日本と同等またはそれ以上の教育を提供してもらう。
駐在続きのご家族とか、ハーフとか、英語力入れたい!って方はインター。
中国語身につけたい、台湾に長く住む予定、って方は現地校。
とゆーのがナチュラルな選択肢。

なぜ、現地校公立校にぶち込んだのか?

わたしがニーハオと、シエシェ(シェーシェーじゃなくて、シエシェなんだよ!ありがとう。)しか言えない。
さて、我が家のBOYSの中国語はどんなもんかと言ったら。

もちろん、同レベである。
家族揃って、こんにちは。とありがとう。しか言えない。
(勉強してから来い、と言いたいのはどうか横に置いておいてくれないか。)

そんな我が家なのに、なぜ現地校なのか。
簡単にいうと、「おもしろそうだから。」に尽きる。

「おもしろそう」で済ますと、こいつ頭大丈夫か?!と思われそうなので
(多くの日本人や、台湾人にまで、
「え、なんで現地校?!」
「日本人学校ありますよ?」
「まじ?!(あたま大丈夫?がニュアンスに含まれるやつ。)」
と言われてきたので、少し説明すると、

小さい頃に海外生活ができる環境に身を置けるなんて、超貴重な体験ではないか。
その中で、圧倒的なマイノリティー環境を経験するのって、まじですごい経験なんじゃないか。

と思うのだ。

そして、変化が激しい今の時代に一番大事な、
しなやかさとか、
乗り切る力とか、
リアルな国際感覚なんかが身についたり

…して。

インターナショナルスクールでもよかったのだが、(いや、実はインターに入れる気満々だったのだが、)
インターナショナルスクールは安価なところでもコミコミ年間300万円/人程度かかる。

王道のアメリカンやヨーロピアンスクール計算機片手にパチパチしてみたら、は350万円/人 以上は余裕でかかる計算。ひぃ。

わたし「インターだと、年間600万から700万+モロモロかかるみ・・・」
夫「却下。」

私が管理する!と言い張った数万円分のポイントを毎年失効しようが、
子どものちょっとお高い習い事を勝手に契約してこようが、全く気にしない
寛容で有名な夫に、瞬殺で却下された。
(そしてこの選択が正しかったことを後にに知ることになる。
なぜなら、会社から学費なんて出ないということを後々知らされるからだ。)

さて、残るは現地校か日本人学校。
夫は、え、日本人学校じゃないの?!って感じだったけど、
個人的には、インターに大金ぶっこむならまだしも、
せっかく海外に来たのにまぁまぁ高いお金払って日本と同じ環境にスライドすることに大いなる抵抗が。

(基本的に駐在の方々は日本人学校の費用をカバーしてくれる会社が多いので、日本人学校に入れるのは大いに納得。)

そんなわけもあって、インターでも、日本人学校でもなく、現地校にいってみてはいかがかね。という方向になってきた。

(結局ギリギリまで決まらず、渡台してからもずっと悩み続ける日々を送るハメになったのだけれども。)

我が家のBOYSは人見知り。
本人たちは、中国語わからないから、出国前も現地校絶対やだ!と言っていた。
いや、まぁそうですよね。

「一応どんなもんか行ってみて、無理〜!ってなったら日本人学校にしたら?楽しいかもよ〜」
なんてテキトーな事を言って【現地校】を意識させたりしていた。

ところが渡台後、一気に体勢逆転、周りの人があまりにも優しいからか、
「別に現地校でもいいよー。」

なんて言い出す始末。
まじかこいつら?!
台湾すごい。台湾人すごい。シエシェ!
でもいいならやってみよう!ふふふ。の精神で、いざ入れてみることに。
なったのです。(長い)

台湾現地公立校|入学初日。さて、どうなるか。

現地校も視野に入れていたにもかかわらず、
物件は決まらないわ、
引越し準備は終わらないわ、
マンションの引き渡し日程は決まらないわで、

ばたつきすぎて、入学のタイミングを逃すという大失態。(とゆーかそこまで考えて日程を組む余裕がなかった。)

なので、入学初日は、余裕の途中入学。
みんなが入学して仲良くなってきたであろう学校が始まってから3週間後に転校してくる、というレアなケース。

さすがに心配なので、最初の1週間は先生にお願いして午前中で帰らせてもらうことに。

親の心境としては、
「まぁ、2週間くらいもてばいいかな、無理だったら日本人学校に救っていただこう」
「毎日行き渋るんだろうな。めんどくさいな。」
「ストレスで機嫌悪くなったりするのかな。」

みたいな、半分諦めた状態でのスタート。

ま、でも人生一回。せっかくだから、やってみよう。おもしろいし。

お迎えに行く時も、
「ゾンビみたいな顔で帰ってくるのかな」
「明日から行きたくないって言われるのかな」
とドキドキしながらお迎えに行くと…

2人ともむっちゃ笑顔で帰ってきた!!
次男「楽しかった!」
長男「楽しかった!友達できた!」
まじかこいつら?!嘘だろ?!
すごいじゃないか!!(どうやって楽しめるんだ?!)

どうやら台湾人の、日本人に対する大いなる好奇心と優しさで、チヤホヤされてたみたいだ。
ただ、持ち帰った宿題が解読できなくて、マジで地獄(母が。)

台湾現地公立校|入学から1週間後、どうなった?

台湾にも、アフタースクールがあるんですよ。
2人の授業は終わる時間がバラバラなので、アフタースクール行けば同じ時間にお迎え行ける。

さらに、わからなすぎる中国語で出される、私には暗号にしか見えない宿題も見てくれる。

神制度ですか。
なんと、1週間経ったらすっかり学校には慣れたみたいだったので(全然喋れないのに)、次週からアフタースクールに毎日16時まで学校行っていただくことに。

アフタースクールはそんなに楽しくないけど、授業は楽しいんだそう。
(だからどうやって楽しめんの?!)

小学校1年生から、急に反抗期ですか?ってくらい、【ふん!】てなってた長男が、台湾きてから、なんか素直BOYに戻った。
台湾人の優しさに引っ張られてるのかな。

めっちゃ喋る、めっちゃ笑顔。
なんだこれ。嬉しい誤算。

次男は、特に変わるとこなく、超ふらっと。
逆にフラットでいられるのもすごいよ、きみ。

台湾現地公立校|入学から1ヶ月後どうなった?

相変わらず、毎日楽しそうに登校してる。

台風休みがあると嬉しそうだけど、まだ行き渋ったこともない。(なんで?!)
日本の小学校、行き渋っていた次男さえ、一度も行き渋ったことがない。
なんでなの?!そんなに楽しいの?!

ことばわからず、一体どうやってすごしているの?
と母は不思議がいっぱいだけどとりあえず楽しそうに過ごしてくれているので、本当に安心。
やっと母も肩の荷が降りた感。

ありがとう子どもたち。ありがとう台湾。

子どもって本当にすごい。

1ヶ月経ってみての変化、まだ全然喋れないけど、次男は台湾式ひらがなみたいなの(ボポモフォ)をめっちゃ発音よく読めるようになってきた。
他の子と同じテスト、96点取ってきてびっくり。

先生によると、わからなかったら他のお友達のみて、どうにか頑張ってますよー^_^
とのこと。(それカンニングじゃ?)


2人とも日本では、「やりたくなーい!」と嫌がっていた、Duolingoという語学学習アプリを、頼んでもないのにゲーム感覚で毎日頑張っている。
嬉しい誤算。
でもなぜか英語!(中国語やってくれ。)

6:00にアラームをかけて、毎日朝から
「I’m from Tokyo! Nice to meet you!! 」
と、iPadに向かってカタカナ英語で叫んでいる姿がなんともかわいい。
(母は眠いからもう少し小さい声でやってくれ。あと、できれば中国語やってくれ)

台湾公立現地校|たぶん、案ずるより産むが易し

いろいろ、こねくり回して、考え倒して、悩みあぐねている人生だけど、
たぶん、案ずるよりも産むが易しなんだと思う。
人生は。

日本の勉強が遅れたら…
中国語わからなくて、毎日泣いて登校拒否になったら…
そもそもどう考えても無理すぎないか。
公立校無理ってなって、日本人学校に転校しようとしたら通学バスが使えなかったら…

色々心配したけど、今のところ日本語の勉強以外は大丈夫そう。
嫌いだった英語を急にめっちゃやってるのは、たぶん、コミュニケーションに必要だから。

最悪の状態と、対処法を想定しておくことは大切。
だけど、まだ起こってないことに悩みすぎるのは、無駄なんだな。

台湾きてから無駄に悩みすぎて疲れたから、
もう、いらんこと考えすぎず、パッパラパーに生きていこうと思う。
(なんか違う。)

もし、海外駐在で、公立校に悩んでいる方がいたら、このパッパラパーの考えも脳みその片隅に入れつつ、

まぁ、ダメなら転校すりゃいっか!って気軽な気持ちで、トライするのもありかもよ。人生1回だし。
と、なんとなく言いたかった。

たぶん、「勉強」だけでみたら、遅れたり、理解ができないこともあると思う。でも、子どもたちも、ここでしか得られない何かすごいこと吸収をしているのではないだろーか、と思うのだ。
(子どもも、遺伝子的にただパッパラパーなだけ。という説は否めないが。)

とりあえず、今のところ、順調だよ!
って話でした。

3ヶ月後に転校してたらごめん。

ではまた。
つぁいちぇん╰(*´︶`*)╯♡


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Mamadon@taiwan
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