日々の幸せの積み重ねが人生の幸せに。
私の子どもの頃、テレビで日曜日の7:30から世界名作劇場というアニメの枠がありました。一番有名なのは『フランダースの犬』でしょうか…。
私が一番印象に残っているのが『ポリアンナ物語』
毎回母と楽しみにみていました。
私の母は太陽のような女性です。
当時子どもの私から見て、とてもじゃない物凄く困難な状況でも、いつもいつもそんな中でも幸せを見つける達人でした。
ポリアンナは両親が亡くなったり、事故で歩けなくなったり。そんな中でも「良かったさがし」をし明るく前向きに進みます。それが周囲も変えていくのです。『ポリアンナ物語』はまさしく母でした。
一緒に散歩をしていても「お花が咲いてるね」「お空が綺麗だね」「飛行機雲がみれたね。ラッキーだ!」「カッコがおってくれて幸せよ~」
母の口からは幸せを紡ぐあったかい言葉が溢れ出します。
今年の春、私の暮らす地域では、梅も桜も、藤の花やモッコウバラ、最近ではヤマボウシも、花つきが良く満開です。
母が小さい頃から、野に咲く花や草木にも目をやり、花だけでなく葉っぱの緑の変化や美しさまでも、「見てごらん。綺麗に咲いているね」「新緑が綺麗だね」と声をかけ、私に『自然を愛でる』幸せを教えてくれました。
この春の私はラッキーでした。「こんな沢山花が咲いてくれるなんて!」と。
赤ちゃんが産まれ新米ママだった私もまた「日々の何気ない生活に幸せを感じられるように育ててあげたいの」と考え話したことを覚えています。
母の声かけは私の人生に潤いを与え豊かにしてくれています。
そして、私の声かけが子ども達の幸せにどうかどうか繋がっていきますように。。。
幸せを共有することの出来る『言葉の力』
今日もこうやって読んでいただけて私は幸せです!
『ありがとう』