元気にしたい!と思っていたのに元気をもらっていた話。
以前にもnoteで紹介したことがありますが、私は臨床心理士仲間と共に、ココロトモニという任意団体を作って、オンラインでペアレントトレーニングを実施するオンラインペアトレ講座の活動をしています。
元々は、コロナが流行し学校が休校になった3年前の3月。自分が心理士として、子育て支援者として、社会に貢献出来ることはないだろうかと考えて企画しスタートしました。
あったかい繋がりを感じる、私の大切な活動|土居和子|note
今週はその4回連続講座(高校生子育てママコース)の最終回でした。
私も高校生を育てているママさんです。毎回、参加者の皆さんと一緒に学び共感する。子育て仲間の醍醐味を肌で感じたあったかり時間とつながりとなりました。
子ども達が乳幼児から小学生、中学生に子ども達が成長していくと、手が離れ子育ての悩みも少なくなるのか?
私の体験から言うと、「あれやこれや大変」だった小さい頃よりは、個数的には少ないかもしれませんが、1つ1つの悩みが深く重くなるような。。。
私達の体験したことのない世界を生きる子ども達。
そんな時に大切なのは、子育て仲間とのつながりと対話。孤立して独りよがりな考えにならないこと。
今回のメンバーさんとの講座で印象的だったテーマは、子どもの『自律』について。ママがお子さんを肯定的に見守り、出来ていることを伝えていくことで育っていくこの『自律』
ここをしっかり育むことで、スマホとの付き合い方も自分で考えられるようになり生活リズムが整っていったり、自分の好きなことを追求できるエネルギーが充足でき前向きになっていったり。子ども達は変わっていきました。
親である自分自身を変えたい。「変わりたい!」そんな思いを強く持って受講してくれたママさん。
4回講座の最終回。初回は緊張で硬かった表情もだんだん和らいでいき、晴れやかなママさん達の、目を潤ませた笑顔。画面越しに眺めて心から思う。「子育てを通して育つ、母の成長はすごい!!たくましい!」彼女達への感動と尊敬が込み上げる。
実は。。。
高校生コースを開始した、4週間前の5月の初旬から中旬、やや五月病(もしくは『空の巣症候群』)だった私。。。
大好きな息子くん達が巣立ち、夫婦二人の生活。ひどく落ち込む出来事があった訳でもなくただただ元気が出ない日が続いていた。
ぽっかり穴があいたような。仕事から帰ると何もやる気にならず。ソファーに寝そべりYouTubeを見て、時間が通り過ぎるのをただただ待っているような。。。そんな日々。
「まぁね、それだけこれまで息子くん達の子育てを一生懸命やって来たってことだよ」と、自分に言い聞かせながら。やり過ごしていた。
そんな最中に始まったオンラインペアトレ講座・高校生コース。
私にとっても子育て仲間である、ママさん達の話に共感し、彼女達の頑張りに励まされ、少しづつ勇気をもらう。
気づけば最終回。私もすっかり元気になっていた!!
画面の中のママさん達。私を全面的に肯定してくれ、見守ってくれた彼女達の眼差しと、彼女達の頷きに、どれだけ私が癒やされ嬉しかったことか。
最終回のアンケート「子どもは悪くなかったんだ、私が勝手にレッテルを貼って否定的に見ていたんだと気付きました。これからでも親が変わっていけば子どもも変わる事が出来て親子関係が良くなると思っています」
私も彼女達に負けじと成長していきたいと思います。
きっと変われる!
きっと良くなる!
また会える日を楽しみに。。。
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